Imagine! 秘密保護法案が成立したら日本はどうなるのか。

秘密保護法案が成立したら、日本はどうなるのか。
想像してみてください。
 
 
 
イメージ 1
 
読みにくいので書き出します。
一段目左から
政府や行政の長が国民に隠したい秘密を勝手に決めることができる。
何が国の秘密かは国民に秘密にされ、永久に公開しないことも可能
あなたが国の秘密に知らずに触れた場合も逮捕されるおそれがある
2段目左から
原発の危険性の情報は政府が公開禁止にする方針。
原発の危険性を公表するブログなども政府が制限可能。
もし原発事故が発生しても政府が報道制限が可能。
3段目左から
秘密の保護を口実にだれもが政府に監視され、言論の自由が奪われる。
国が隠した悪事を告発した場合でも最大10年間の懲役。
国連人権事務所は民主主義の透明性を奪うおそれのある法律と警告。
 
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原発から出る核廃棄物の処分場問題。
今までは処分場は公募していました。
何年か前、町長が独断で公募に手をあげた高知県の東洋町。
結局、住民の反対で、町長のリコールにまで発展し、最終処分場に名乗りをあげた町長が落選して、この話はなくなりました。
 
処分場の公募はもうやめて、場所は政府が決めるそうです。。
そのニュースを聞いたとき、どうやって決めるのだろうか、と思いました。
ここで役にたつのが(もちろん政府にとって)、秘密保護法。
この秘密保護法が成立したら、もう政府は住民に内緒で、場所を勝手に決め、そういう処分場ができても住民は知らないということになるのです。
そういうことが今、千葉県で起きようとしているそうです。
 
原発の問題は、311の事故が起きる前は、ほとんどの人が考えてなかった。
高木仁三郎さんなど、警告していた人もいるのに、ほとんどの人は真剣に考えなかった。
そして事故が起きて、初めて知った。
放射能は消せない。大地や海や空気を汚し、人の体にはいりこんだ放射能は消せない。
地球上からなくならない。
奪われた故郷は取り戻せない。
もう元通りにはならない。
事故がおきて、初めてわかった。
 
このままだと、秘密保護法も同じ道をたどりそう。
国民主権基本的人権の保障、平和主義という日本国憲法があるから、私たちは国家権力から守られて暮らせている。
その憲法が紙っきれになってしまったら、どういうことになるのか。
日本国憲法が紙っきれになったとき、国民主権基本的人権の保障も平和も失ってしまう。
失われたものは取り戻せない。
私たちが生きている間には取り戻せない。
 
だからなんとしても秘密保護法案の成立を阻止しないといけない。
それは日本国憲法を守ることでもあるのだから。
 
みんな声をあげないと日本はととんでもない国になってしまう。
時間がどんどんなくなっていくけど、最後まであきらめないで。
失ってしまってからでは、原発事故のときと同じ、もうもとには戻らない。
 
 
「STOP 秘密保護法」のHP↓
 
●12月2日(月)国会前キャンドル行動 18時〜19時半(衆院第二議員会館前)
●12月4日(水)国会ヒューマンチェーン 12時〜13時半(衆院第二議員会館前)
●12月6日(金)「秘密保護法」廃案へ!12.6大集会
 18時半 日比谷野外音楽堂