川内原発再稼働反対のパブコメを出しましょう。 吉田調書も参考に。

川内原発再稼働についてのパブコメの締切は8月15日です。
8月に入ったら、秘密保護法運用基準についてのパブコメ募集があります。
二つが重ならないうちにまず川内原発再稼働反対のパブコメを送りましょう。
グリーンピースのHPに出し方が詳しく書いてあります。
 
政府ウェブフォームから提出の場合はここ↓
 
FAX、郵送については、グリーンピースのHPを見てください。
 
何を書こうか・・・・
川内原発の場合
地震、火山の問題は未解決
避難計画の責任も未解決
 
それに加え、朝日新聞がスクープした吉田調書によると、福島原発事故の場合、吉田所長の命令に反して、所員の9割が逃げ出したということです。
命にかかわる危険なことに面した場合、人間は逃げるということを想定しないといけないのです。
その貴重な吉田調書を原子力規制委員会の田中委員長は読んでないというのです。その貴重な資料を規制委員会も政府も読まずに、川内原発が新規制基準に合格したと判断したことは認めることができません。
 
5月20日の朝日新聞より。
朝日デジタルで無料会員になれば一日3つの記事が読めます。
無料会員になって以下の三つの記事を読んで、パブコメの参考にしてください。
下のURLをクリックして、「続きを読む」というのが出たら無料会員手続きができます。
 
所長命令に違反、原発撤退 福島第一、所員の9割 政府事故調の「吉田調書」入手
 
葬られた命令違反「吉田調書」から当時を再現 福島第一原発事故
 
社説 原発事故証言 再稼働より全容解明だ。
 
 
 
川内原発再稼働に反対します。
再稼働に向けての新基準は、福島原発事故の教訓を踏まえて作られたというが、吉田調書を規制委員会の田中委員長も読んでいないという。
新規制基準は、地震津波対策、重大事故対策(フィルターつきベント装置)事故時の司令塔となる緊急時対策所、電源車やポンプの配備、航空機墜落などのテロ対策などですが、
それを操る人間が逃げ出したときの想定はありません。
福島原発事故では、吉田所長の命令に反して9割の職員が逃げ出したといいます。
どんな対策をしても、どんな立派な建物作っても、原発事故が起きたとき、逃げる人間がいるということを考えた対策をとらないといけません。
新規制基準には、一番大切なその対策がなされていません。
 
また川内原発周辺の避難経路もまだ整備されていません。
原発周辺市町村は、昨秋から原発ごとに国や道府県とワーキングチーム(WT)で協議しているそうですが、
川内(せんだい)原発の30キロ内に含まれる鹿児島市はWTで「避難道整備に財政支援がないと、整備が進まない」と財政支援を求めているということではないですか。
福島原発事故に何も学ばず経済優先で、住民の命を軽んじた判断としか思えません。
日本人が初めて経験した原発の過酷事故の重要な資料である吉田調書をだれも読まずに適合審査に合格を出していることに納得できません。
何度も言われていることですが、再稼働より、福島原発事故の全容解明が先ではないですか。
それが再稼働の前に、放射能で地球を汚した日本がやるべきことです。