安保法制違憲訴訟 第6回差し止め訴訟

今日は安保法制違憲訴訟第六回差し止め訴訟の傍聴に行きました。
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私は国賠訴訟の原告になっているのですが、このところ裁判の日は金曜日が多く、金曜日は予定があって、なかなか傍聴に行けませんでした。
今日は差し止め訴訟ですが、久しぶりに傍聴に行けました。

抽選に外れたときのために、報告集会までの時間に読む本などを持っていったのですが、今日は集まった97人全員が抽選なしで傍聴できました。

違憲訴訟はどうあるべきか (伊藤弁護士より)
安保法制によって、どういう被害をうけたか、(古川弁護士より)

裁判のあと、13時から参議院議員会館で報告集会がありました。
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議員会館前での集会がないときに来たので、議員会館前はとても静かでした。
冬の空が真っ青でした

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今日の傍聴が抽選なくてよかった、と私は思ったのですが、そうではなく、もっと多くに人が傍聴に来て、裁判を見守らないといけないのだと報告会で伊藤真弁護士が言われました。

報告集会でのお話。
選挙がひとり一票ではない。
民主主義のルールで民意が反映されない国になっている。そこは司法の力で、市民が司法を動かして これを変えていかがざるをえない。

傍聴席を満杯にしないといけない。抽選にしないといけない。
それは、裁判所に対して大きな影響力をもつ。
この裁判は市民が支えている。
市民が司法に対して期待している。
見てるぞ、監視しているということを本気で伝えていかないといけない。

安保法制が憲法違反であることの判決を得るためには、国民がこの裁判に関心を持つことが大事で、そして3000万人署名を集めることもとても重要だということです。

安保法制反対のときの2000万人署名も集まらなかったのに、3000万なんて、無理無理、とやる前からあきらめている人がいる。
この訴訟と同じように最初からあきらめる人がいる。
行動する前からそう思ってしまったら向こうの思う壺。

国側は、原告が説明を求めたことに対して、なんら回答していないこと、認否さえしていない。
「他国との信頼関係を損ねるおそれがあるから、逐一の認否はしない」
無責任ではないかということで説明を求めたが、国側は、これ以上なにもないという回答をした。

次回は6月20日
今日の裁判で、裁判所から立証計画を知らせてほしい旨の話があったが、これは画期的なことだということです。
この裁判は北海道から沖縄まで提訴されているが、門前払いされるのではないかという、今の司法には期待できないという声があったが、東京地裁の国賠と差し止め訴訟で、いずれも証拠調べに入ったということは大きな力になるということです。
市民の声援、応援が力になっているということです。

名護市長選で敗れたことは本当につらいことで、代理人の弁護士のひとりの方は、昨夜は眠れなかったと言われました。

私は話題にすることすらできない辛い結果となりました。

今日、伊藤弁護士に会えるかもしれないと思って、この本を持っていきました。
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サインをお願いしたら、こころよくサインしていただきました。
この言葉が心に響きます。「これからです。頑張りましょう」
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家に帰って、何度も見ています。
頑張りましょう。
裁判所に集まりましょう。

議員会館から出たとき、議員会館のガラスに映った国会議事堂。
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今日はいい天気だったので、帰りの電車の中から多摩川を渡るとき富士山がみえました。横浜のあたりでも。
帰り道、駅の西口から見た富士山。きれいでした。多くの人が立ち止まって、写真をとっていました。
きれいな景色を見たら心が癒されます。明日からまた頑張りましょう。
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3000万人署名を広げましょう。3000万人集めましょう。
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