福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名

福島原発告訴団では福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名」を行っています。
(その模様は、下記の記事
「緊急署名始めます!」をご一読ください)

署名運動のさらなる拡大のため、ネット署名を作っていただきました。
簡単に署名できます。どうぞ、ご活用ください。
(紙署名と重複しないようご注意ください)

「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求めるネット署名」


【拡散お願い】緊急署名始めます!

昨年末、全国紙が一斉に検察の動きを報道しました。

原発事故立件の可否、来年3月にも判断 検察当局 (朝日)
福島第1原発:津波「過小評価」に注目 検察が任意聴取 (毎日)
原発事故 100人超聴取へ 東電旧経営陣・班目氏ら 検察 来春立件判断 (産経)

記事には、私たちの告訴・告発を受けて関係者に事情聴取を行っていること、3月にも立件の可否を判断すること、そして予見可能性に高いハードル」「立件にはハードル」「立証は厳しい」「起訴は困難」などの文字が並んでいます。

こうした「起訴は困難」の憶測が報道されることで、「やっぱり立件できなくても仕方がないみたいだね・・・」と、諦めムードになってはなりません。これほど多くの被害者が加害者を訴えているのに、なぜ泣き寝入りしなければならないのでしょうか。笹子トンネルの天井崩落事故では、その翌日から特別捜査本部が立ち、事故の原因と責任の追及が始まりました。原発事故があまりにも巨大であるから責任が特定できないのでしょうか。いいえ、巨大な事故であればあるほど、徹底した責任追及が必要なのだと思います。二度とこのような恐ろしい過酷事故を起こさないためにも。

そこで福島原発告訴団では福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名」を緊急に行うことにいたしました。私たちは、強制捜査を含む厳正な捜査・起訴を行うことを、強く、強く求めます。
3月にも立件判断とのことですので、時間がありません。

みなさま、この署名運動にご協力をお願いいたします。

第一次締切は
2013年2月15日第二次締切は3月5日です。
2月22日(金)に「東京地検包囲行動」を行い、第一次集約の署名を提出する予定です。

「緊急署名のお願い」「東京地検包囲行動」のチラシ←(クリックしてダウンロードください)

署名用紙←(クリックしてダウンロードください)


 *告訴人の方もどなたも、署名いただけます。
 
 *「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求めるネット署名」も始まりました。
 (紙署名版かネット署名版どちらかに署名ください)
 
 *紙署名版の集約は、下記の福島原発告訴団事務局へ郵送ください。
  963-4316福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1


*****

2月22日(金)16時からは、「東京地検包囲行動」を行います。

<行動予定>
16:00~17:00 東京地検前に集合  包囲行動と「署名」提出行動            
            <各自、歩道を移動する>
17:30~18:00 東電本社前に集合  包囲行動
            <各自、歩道を移動する>
18:30~20:00 霞ヶ関へ移動し、金曜行動に合流。アピールと署名集めをする。

 
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昨年10月5日に福島原発事故の責任を問う告訴団団長の武藤類子さんのお話を聞き、私も告訴団に参加しました。
 
武藤さんのお話。
福島原発事故について政府の犯した3つの大きな罪
①情報を隠した
②事故を矮小化した
③基準値をあげた。年間20msvまで浴びても大丈夫というこの基準はまだ撤回されていない。

どうして事故を起こした東電が除染をしないのか。
どうして賠償について東電が基準を決めるのか。

こんな大事故を起こした企業に捜査が入っていない。事故の責任をはっきりさせていない。
企業としての 国としての 責任を問うことが私たちの責任である。
国民全員が東電を、国を、告訴してほしい。
 
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告訴団に参加していない方も署名できますので、ぜひ、署名にご協力ください。
 
安倍首相は2030年代の原発ゼロを見直すとはっきり言いました。
先の見通せない原発ゼロで社会に迷惑をかけたとまで言っていました。
まだ故郷から追われ、未来に希望の持てない人たちがたくさんいるときに、原発回帰を考えている政権に絶望的になりますが、原発事故を風化させないためにも、原発事故の責任をはっきりさせなければなりません。
 
また安倍晋三首相は30日の衆院本会議で、憲法改正について「まずは96条の改正に取り組んでいきたい」と述べ、憲法改正要件の見直しに強い意欲を示しました。
原発回帰、憲法改正をめざす政権を黙認してはいけません。
安倍首相が私たちを引っ張って行こうとする方向に反対であるという声をあげていかないといけません。
署名はその一つの方法です。
 
福島原発事故の責任を問う告訴団団長・武藤類子さん
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