不戦のちかい 平和行動

今日8月15日は「ふじさわ 不戦のちかい 平和行動」の日です。市民と議員がいっしょになって平和を訴える日です。市民や議員がもう二度と戦争を起こしてはいけない、今、日本国憲法9条が変えられるかもしれない危機にあり、みんなで憲法9条を守っていこうと訴えていました。
そして自民党憲法草案を一度ぜひ、読んでみてくださいと言っていました。
 
本当にそうです。自民党憲法草案の超口語訳というのがあります。それをぜひ、見てください。
 
高校生平和大使も参加して、核兵器廃絶の署名を集めました。今日集まった署名もいっしょに、この一年間集めた署名をジュネーブの国連本部に届けます。
 
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高校生平和大使の署名に多くの人が協力。
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神奈川12区選出の衆議院議員阿部ともこさんも参加。
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今日のプログラム。写真の右下にカーソルをもっていくと拡大マークがでます。
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桜小路富士丸さんによる似顔絵エンターテイメント。似顔絵を書く合間にこの絵をみせて、子どもたちに「この人はどんな憲法にしようとしてるか知ってる?知らなかったらお家でお母さんに聞いてごらん?」と言っていました。
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9条バンドは、憲法9条の条文をベートーベンの「喜びの歌」のメロディで歌う「戦争の放棄」を毎回歌っています。
 
私は「平和を考える風の会」という小さな会の代表もしているので、その会のチラシも配りました。
チラシは各団体1000枚用意して、この↓プログラムに折り込んで配ります。
 
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チラシは7月24日のブログに載せてあります。
 
 
今日、8月15日のこの日に紹介したいのは「戦争絶滅受け合い法案」です。
デンマークの陸軍大将であったフリッツ・フォルムという人が20世紀の初めに作った法律案です。
彼はこれを各国の議会に送付し、この法案を成立させなさい、この法案が各国で法律となれば、世界から戦争はなくなるであろう、それを受けあうような法案だ、と言いました。
日本でも長谷川如是閑という人が1929年に「我等」という雑誌の巻頭言で紹介していますし、敗戦後も政治学者の丸山真男が論じていますし、国会で論じられたこともあるそうですが、一般にはあまり知られていません。
 
<戦争絶滅受け合い法案>
戦争行為の開始後または宣戦布告の効力が生じたる後、10時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として招集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実践に従わしむべし。
1.国家の元首。ただし君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
2.国家の元首の男性家族にして16歳に達せる者。
3.総理大臣、および国務大臣、並びに次官。
4.国民によって選出されたる立法部の男性代議士。ただし、戦争に反対の投票をなしたる者はこれを除く。
5.キリスト教または他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然と戦争に反対せざりし者。
 
上記のの有資格者は、戦争継続中、兵卒として招集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。ただし健康状態については招集後軍医官の検査を受けしむべし。
以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として招集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。
 
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戦争絶滅受け合い法案は「憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本」に出ています。
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この本は「憲法が変わったら戦争になると思っている人」が読んでもおもしろい本です。