秘密保全法案のパブコメ募集は終わって、今夜は中秋の名月

秘密保全法案のパブコメは17日に締め切られました。
最終日には私のまわりでも多くの人がパブコメを送信しました。
もっと期間が長かったら、もっとたくさんの人が意見を送ったと思います。
秘密保全法案とはどんなものか、概要を読んだだけではよくわからず、読む気にもならないのですが、日弁連が詳しくわかりやすい解説を出してくれたり、どんどん情報が増えて、関心をもってきた人が多かったのです。
 
パブコメ締切翌日の朝日新聞の一面にでっかく「知る権利 明記を検討」を書いてありました。
なんかよさそうな印象を与えますが、この法案は「知る権利」だけの問題ではないのです。しかもこの記事は一面トップにでっかく出ていましたが、「知る権利を検討する」だけのはなしです。
秘密保全法案に関して、マスコミはどういうわけか、「知る権利」「報道の権利」だけが問題であるかのように書いていますが、「知る権利」や「報道の権利」が保証されたら成立させていいのか、とマスコミに問いたいです。
「秘密保全法案」は「知る権利」だけの問題ではなく、憲法9条を無視して、集団的自衛権行使を容認できるようにする法案なのです。
憲法9条だけでなく、憲法14条(法の下の平等) 19条(思想及び良心の自由)にも反する法律なのです。そのわけは下↓のブログに書いてあります。
 
法案そのものが憲法に違反しているのに、「知る権利を検討」などど書くのは秘密保全法案を認めたうえでの話で、話になりません。
どうして朝日新聞は(朝日新聞しか読んでないので)、秘密保全法案に反対なら反対と主張しないのでしょうか。
1985年に秘密保全法案と似た「国家秘密法案」が国会に提出されましたが、そのときはマスコミや国民の反対で、廃案になったのです。そのときはマスコミはしっかり反対と主張したそうですが、今回のマスコミはどうでしょうか。
 
パブコメを出しそこなった方もブログを読んでください。
今、日本がどのような方向に進もうとしているのか、日本の民主主義を台無しにするような法律が作られようとしていることを知って、この法律をこっそり成立させるわけにはいきません。
 
 
 
今日は中秋の名月です。
今日は日本中、いい天気だったので、みんながきれいなお月さまを見ることができましたね。
 
昨日から松山の実家に帰ってきているのですが、実家の近くにはお月さまを撮るいい場所がなくて、電柱、街灯、電線が邪魔で、夕方お月さまを追いかけて電線が邪魔しないところをやっと見つけてお月さまを捕まえました。
↓ うさぎさんが見えますね。高く上りきる前のお月さまは大きくて、黄色かった。18時18分
イメージ 1
 
↓19時18分 これは実家の庭から。
イメージ 2
 
 
↓これは今日のお月さまではないのですが、9月17日台風一過の江の島の上にかかった満月に二日前のお月さまです。
イメージ 3
 
お月さまは少しずつ地球から遠ざかっているそうです。