「戦争のつくりかた」という絵本の通りに進もうとしている今の日本。

絵本「戦争のつくりかた」という本を知っていますか?
2004年7月に出版されたものです。池田香代子さんたちのつくった本です。
 
WEBで読む「戦争のつくりかた」のHP↓
 
「戦争のつくりかた」↓
 
その中に次のようなページがあります。(2007年)
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この絵本に書かれている通り、今、国のしくみやきまりを少しずつ変えて、日本を戦争のできる国にしようとしている動きがあります。安倍政権は、まさにこの絵本に書かれているとおりに動いていっています。
 
変わっていっていく国のしくみやきまり。
昨年12月6日に自民党公明党は秘密保護法を多くの国民の反対の声を無視して、強行に成立させました。
秘密保護法という名前に惑わされないように。
この法律の本質は「秘密法」
国民に都合の悪いことはなんでも隠すことができる法律。
 
 
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安倍首相は国の方向を決める重大なことも閣議で決めようとしています。
憲法9条に反する集団的自衛権行使容認も、武器輸出3原則を実質撤廃して武器を外国に売ることができるようになる「武器輸出管理三原則案」も国会にも諮らず、閣議で決めようとしています。
 
 
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秘密保護法によって、政府は40万件以上もの事項が秘密になるといっています。
原発には核があるので、それは軍事施設となり、やがて原発も秘密にされたら、汚染水漏れも放射能漏れも国民には知らされなくなります。
 
戦争は秘密から始まります。
秘密保護法が施行されたら、
何が秘密かは、国民には知らさない。
何が秘密かわからないけど、秘密と知らないでネットで情報などを流したら、秘密をばらしたことになる。
何が秘密かわからないけど、秘密をばらしたら、捕まるという恐ろしいことになります。
民主主義は情報公開が原則です。秘密法は民主主義に反しています。
 
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集団的自衛権は、自分の国を守るための権利ではなく、自分の国が攻撃されているわけではないのに、仲良くしている国が攻撃されたとき、その国といっしょになって戦争ができる権利です。
憲法9条では、
「武力による威嚇または武力の行使は国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」と言って、武力による紛争の解決を禁じています。 
 
戦争はいつも集団的自衛権行使から始まります。
だから日本国憲法第9条がある限り、日本は集団的自衛権を行使しないから、アメリカについていってよその国で戦争することもなかったのです。
アメリカからどんなに戦争に誘われても、日本には憲法9条があるから、と断れたのです。
民主党政権時の防衛大臣だった北澤氏は憲法9条があるのは心強かったと言っています。
 
安倍政権は、今、憲法改正もしないで、閣議で都合のいいように憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を行使できるようにして、国際紛争を武力で解決しても構わないという風に決めようとしているのです。
 
 
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安倍政権は、秘密保護法、武器輸出3原則の実質廃止のほかに、共謀罪、国家安全保障基本法案など、戦争のできる法律を次々と準備しています
 
公明党は「平和の党」と自認しています。安倍政権が日本を戦争のできる国にしようとしているのを今こそブレーキ役となって、止めなければなりません。
自民党の中からも憲法改正もしないで、解釈で、集団的自衛権の行使できるということを閣議で決めたりするのは間違っているという声があがってきています。
 
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安倍政権は戦争のできる日本を取り戻したいのです。
でも私たちは戦争をしないと約束した憲法を守りたい。
日本を戦争のできる国にして子どもたちに残してはいけない。
「戦争のつくりかた」の絵本はWEBで全部読めます。↓
 
そして、まず3月28日にも閣議決定されるかもしれない武器輸出3原則を捨てないように公明党議員にFAX送信をしましょう。そして、集団的自衛権行使容認にもしっかり反対するように要望しましょう。
そのことについてのブログを読んでください。↓FAXの送信文はブログを参考にしてください。