川内原発再稼働に反対のパブコメ、出しましたか?

川内原発が止まるほどパブコメを出しましょう。
パブコメの個人情報を書くのは任意です。
どんどん出しましょう。
きっと推進派もいっぱい出してくるでしょう。

毎週金曜日に官邸前で再稼働反対の集会をやっていますが、土曜日には再稼働賛成の集会をやろうじゃないか、という話もあるということを新聞で読みました。

再稼働反対の理由はひとつではないはずです。
反対理由があるだけ、パブコメも出しましょう。

川内原発再稼働について、いろいろ問題がありますが、
避難路の確保についても十分ではないということです。

今朝の朝日新聞より
再稼働に前向きな鹿児島の伊藤知事は、旧自治省出身。
1970年代後半に石川県に出向し、能登原発(現志賀原発)の立地構想を巡り賛否両派が争う時期に企画課長を務めた人。

薩摩川内市の市民10万人のほとんどが川内原発30キロ圏内に住んでいる。
しかし、伊藤知事は
「要援護者の避難計画は10キロまでで十分。30キロまでは現実的ではない」と言っているそうです。 
30キロ圏の医療機関福祉施設は計画を作ると定めた県の防災計画と矛盾する発言だが、県は244施設のうち10キロ圏内の17施設以外は、策定を先送りした。
 「施設に要援護者の安全確保の全責任を負わせるものだ」。10~30キロ圏のある福祉施設の職員は批判する。
与党が多数を占める県議会で、再稼働に前向きな自民党県議すら「事故の可能性を軽視している」と苦言を呈する。
 
福島の事故は、重大事故が起これば広域に被害が広がり、多くの人々が長期間避難を強いられる過酷な現実を示した。だが、被害が他県に及んだ時に責任を負うのかと会見で問われた伊藤は「私はその立場にない」と答えている。「福島の教訓」を生かし、広く住民の声を聞こうという姿勢は見えてこない。

ここでも
新規制基準は、地震津波対策、重大事故対策(フィルターつきベント装置)事故時の司令塔となる緊急時対策所、電源車やポンプの配備、航空機墜落などのテロ対策などにのみ作られていて、
人についてはまるで考慮にいれていない。

事故が起こって、それを制御するのも人間、事故が起きたら逃げなければいけないのも人間。
原発を動かそうとする人たちの頭の中には、人間はいない。