9.23 さよなら原発 さよなら戦争全国集会 in 代々木公園
さよなら原発 さよなら戦争 in 代々木公園
参加者2万5千人。
安倍政権と御用マスコミの“安保忘却作戦”に騙されるな!(本や雑誌からニュースを掘り起こすサイトリテラ http://lite-ra.com/2015/09/post-1518.html より)
安保擁護 戦争協力者ランキング(前編)http://lite-ra.com/2015/09/post-1521.html
安保擁護 戦争協力者ランキング(後編)http://lite-ra.com/2015/09/post-1525.html
政権やマスコミが 強行採決の記憶を国民から消そうしても、私たちは忘れない。
安倍政権が憲法違反の法律を作ったことを忘れない。
昨日は国会前で強行採決に抗議の集会があり、雨の中 5000人が集まりました。私は代々木の疲れが残っていて参加できませんでした。そこでは、次の参院選では野党共闘で自公民に勝ち、安保法を廃案にもっていこうという決意のスピーチが続いたそうです。
それなのに、民主党の神奈川選挙区の金子洋一、今日はテレビで民主党の静岡県選出の榛葉 賀津也が、共産党なんかといっしょにできるか、と言ってた。だったら民主党だけで安保法を廃案にできるのか。民主党も国民の声を聴け!国民はなんとかして、この法律を廃案にしなければならないと必死なのに、それに応えられない国会議員は野党といえども落選運動にいれねばならない。
そして、「安倍政権から民主主義を取り戻す」がこれからの合言葉になります。
そのために集まった代々木公園。
スピーチの動画のURLを載せてあります。文字では最初の方しか書いてありませんので、動画でスピーチを聞いてください。
写真の右下にカーソルをもっていくと拡大マークが出ますので大きくしてみてください。プログラムが読めます。 各スピーチの写真も大きくなります。
落合恵子さん↓
スピーチ↑
一回の原発の重大事故で、日本が滅びる危険性がある。
4号機の使用済み燃料プールが崩壊すれば、250キロ圏、全部、東日本がやられる。5000万人の人が避難しなければならかもしれないと 当時の原子力委員長の近藤氏が言った。それほどリアルな現実的な危険性がある。日本が滅ぶことがあるとすれば、それは原発の過酷事故か、戦争しかない。この二つしかないと思っています。
福島から武藤類子さん↓
スピーチ↑
今日も福島からバスでやってきた仲間がいます。遠い避難先から駆け付けてきた仲間たちがいます。
日々、福島で起こっていることの多くはマスメディアで報道されることはありません。
沖縄 辺野古新基地建設反対の行動から木村さん↓
芸人9条の会から↓
フランスからカトリーヌ・ガドゥさん↓
彼女は、黒澤明監督の通訳などをしたご自身も映画監督で日本の映画会に貢献しているので、日本政府から勲章を授けられることになったが、当時の総理大臣 野田さんが原発再稼働をすると発表したので、原発の事故を起こしておきながら再稼働をする国の勲章はいらないと断った。
上野千鶴子さん↓
スピーチ全部↑
安全保障関連法案に反対する学者の会は、安全保障関連法に反対するする学者の会と改称して、闘いを続けます。
反安保、反原発、反基地の闘争が一同に大合流する響きが聞こえる。反知性、反理性の対抗する戦いが加わった。
それは学者と学生の戦い。なぜか。この大合流の原因は敵がひとりだから。わかりやす安倍という敵。
奥田愛基くん↓
スピーチ↑
自分たちが突然、でてきたとは思わない。一方でこの社会というのは無関心だとか政治ばなれだとか言われてきたけど、それに何の意味があるのか。意味ない。
デモなんて、声あげても意味ない、市民なのに、学生なのに、サラリーマンなのに、何を言っているのだ
何を一生懸命やってるんだと。
それに対して言ってやりたい。そういうことをいうことが意味がない。
そろそろ自分の頭で考えて言った方がいい。
AもBもありますよね、と言い続けている人って、本質的に何も言っていない。何かものを言ってください、と最近は思う。
この法案が戦争法案ではないと言っている人がいる。
福島みずほさんが国会で戦争法案と言ったら、安倍首相が訂正を求めた。
福島事務所に訂正しろと言ってきたので、なんと訂正したらいいか、というと「戦争に関連する法案だと」
バカカ・・・それで堂々と言いたいです。これは略して戦争法案です。
韓国からの参加者。カトリックの神父さん。↓
大江健三郎さん↓
スピーチ↑
私は文学のことだけをやってきた、不思議なくらいそれ以外の現実から切れたような生き方をしてもう80歳になった人間です。
80年を生きてまいりましたが、10歳のときに戦争に敗れた。戦争が終わり、戦後になった。
戦後の70年間、同じような思いで生きてきた人間だということをこの数か月の非常な日本の激動の時を生きながら、何度も何度も考えるわけであります。
原発の事故だけを考えましても、日本にはこの70年の間に実に大きい、恐ろしい出来事の続く時代を私たちは生き延びてきた。
しかし、この70年間、平和と民主主義の憲法のもとで自分が生きてきたことは明らかなこと。
それが私たちの国の歴史の中で、どんなに稀な、どんなに特別な時期であったのか。
それを生きてきた人間として私は今、みなさんの前で話します。
これほど大きい危機というものが、憲法、平和と民主主義の日本で考えて、ほかになかった。
今日本が、この憲法の体制のもとでもっとも長く続いた平和な持続というものを70年間やってきた。
そして、それが今、もっとも危険な転換期にあるということを私たちが本当に感じとっているだろうか。
その危機に抵抗して生きていこうということを考えているか、ということを思います。
ここに参りますと非常に若い人たちが、婦人の方々も多く参加している。
新しい文体なのだ。新しい日本人たちがいるんだと。新しい日本人がやっていくていくんだと。
今日もそういう人たちが多く来ている。
ところがそれはこの人たちが、もしかしたら、70年間の民主主義の平和というものが一気に崩壊してしまう最大の危機を生きて生き延びていかねば人たちであることを考えるわけです。
それで自分は何をしてきたかを思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鎌田慧さん↓
スピーチ↑
4年前この代々木公園でさよなら原発の集会が大きく盛り上がったとき、挨拶してもらった大江さんが使ったキーワードは侮辱という言葉だった。
今、まさしく侮辱され、屈辱的な時代を生きていると思う。
私たちが信じてきた、理想として、希望として掲げてきた憲法を本当に踏みにじってしまう、憲法を泥靴で踏みにじる、私たちの胸の中に輝いていた憲法をつぶして、戦争をしようとしている。そういうことに対して、本当に私たちは侮辱されていると思う。憲法は希望だった。ひとりひとりの胸の中に輝いていた。それをもう一度取り返す作業がこれからの私たちの仕事だと思います。
このほかに山本太郎さんからメッセージが届いていました。
集会終了後デモ行進 私たちは原宿→表参道 →神宮球場前 コースを歩きました。