#　2.21　止めよう！辺野古埋め立て　国会包囲

２月２１日は止めよう！辺野古埋め立て　国会包囲に行きました。

前日の雨もあがって、気温は４月並みにあがるということで、着ていくものに困りました。

２月２１日は藤沢で二つの映画会があって、ひとつは「戦場ぬ止み」ともうひとつは「わたしの、終わらない旅」、それらの上映に関わっている人が多く、どちらも見たい映画ですが、国会にはひとりで行きました。だから早めに行きました。

国会包囲は１４時からですが、桜田門には１３時に着きました。

青いものを身に着けていくので、プラカードをいれたバッグは青で、ストールも青、帽子は息子がベイスターズの帽子を横浜球場で買ってきてくれたのでそれをかぶりました。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　この日もらったプラカード↓　帽子はベイスターズの帽子。　　　　

早く着いたのでメーンステージあたりはまだすいていて、そこに入れました。

だんだん人が集まってくると、ひとりで来ていた藤沢の仲間に会えました。

シュプレヒコールは菱山南帆子さん

基地を作るな！　辺野古に作るな！　埋め立てやめろ！

海を守ろう！　ジュゴンを守ろう！

機動隊は暴力やめろ！　海上保安庁は暴力やめろ！

基地を作るな！　高江に作るな！

オスプレイ来るな！　高江に来るな！　　辺野古に来るな！

オスプレイ帰れ！　アメリカに帰れ！

普天間閉鎖！　今すぐ閉鎖！　

安倍政権はいますぐやめろ！

新基地建設いますぐやめろ！

司会者より

一昨日野党５党共同で戦争法廃止法案を提出しました。歴史的な一歩となりました。

私たちの声が国会に届いた瞬間です。

今日は、ここ国会と全国１４か所で辺野古新基地建設反対の大きな声をあげています。

私たちも国会前で元気に声をあげていきましょう。

稲嶺名護市長の挨拶↓You tube→　https://www.youtube.com/watch?v=sMlj-Qz0vKk

美ら海は埋め立てるな　戦争法は廃止、立憲主義の我が日本を取り戻す。みんなで声をあげて実現するために集まっていると思います。ともに頑張りましょうね。

私たちの沖縄は、名護市は今、緊急事態です。ピンチです。

菅官房長官は、辺野古しかないと言って、強引に埋め立て工事を進めようとしている。

そしてそれと同時に裁判闘争が三つおこなれている。

国が県を訴える。県が国を訴える。日本のどこの地域にこんな異常な事態が起こりうるでしょうか。

ＮＯだと思います。

しかし現実に沖縄はおこっている。

今、埋め立てをするために前仲井間知事が埋め立てを承認したことにより、大混乱をおこしている。

これを唯一のみとめられた方法だということで国は進めている。

翁長知事はこれは法的に瑕疵があると取り消した。

そしたら

行政不服審査法で国交省に審査を求める、取り消しの停止を求める。

同時に代執行もおこなう。そんなことがありうるのか。

法律も行政不服審査法も国民の権利をまもるため。

国が同じ行政の立場でやるなんて、法の濫用です。

しかもそれをだしているところが同じ国交省、身内です。

身内が身内に対して審査をし、それを取り消せという。

スポーツの世界でいえばプレーヤーと審判が同じ土俵にいる。出てくる答えもはっきりしている。

こんなことが許される日本なのか。ぜったい許せません。

先の１５日は県知事が尋問にたった。

来週の２９日は私が尋問される。被告席にたつ。私は今まで悪いことしてしたことありません。

あのようなところに立つなんて考えたこともない。

しかし売られたけんかはかわないといけない。

しかも正義、道理はわれわれにある。

だから正々堂々と裁判官に訴えたい。

そして国に対してはその不正実さと法律の濫用をしっかりと攻めていきたい

われわれが裁判にかちぬくためにも、法廷内の審理だけでなく、法定外にも、今日お集まりのみなさんのように外からも応援団があることによって、

裁判官に対して、しっかり審理してください、どこに真理があるのか、どこが法律を守っているか、

そのことをみんなで訴えてたい。

力を貸してください。

立憲主義、民主主義の話もありましたが、憲法を簡単に解釈でもってかえていく。

こんな政権がこれまであったでしょうか。

これは断じて許されない行為である。強引に行われている

機動隊、海上保安庁が暴力をふるうという形で、沖縄県民をごぼう抜きにし、

そして私たちは弾圧されている。

国民をまもるための機動隊。

きれいな海をまもるはずの海上保安庁。

それが埋め立てをするのに加勢をしている。

こんなことは考えられない。

なんのための機動隊か。海上保安庁か。

国民の我々をまもることこそ彼らの仕事だと思っている。

それでも沖縄県民はめげません。これまでも頑張ってきた。

その頑張りの背景には、今日お集まりのみなさん、県外からもたくさんの支援、応援が届いている。

それに我々は勇気をもらい、これからなおいっそう頑張るという気になる。

みなさん、これからも力を貸していただきたい。

この闘いは名護市、沖縄県だけの問題ではない

民主主義や地方自治をないがしろにしているこの政権を私たちは絶対にゆるすことができない。

ただちに退場してもらう。

それができるのは私た国民ひとりひとりの力の結集。

こういう闘いを、集会の輪をどんどん大きくして日本中に、世界中に広がっていっている。

その声が届かない国会、いったいどうなっているのでしょうか。

防音装置がしっかりしているのでしょうか。

もっとドアを開け、玄関も開けて、国民の意見しっかり聞いてほしい。

それを政治に反映するのが国会議員の本来のありかたであるし、役割であると思う。

幸いにも、野党５党が連携をして、新しい動きが始まった。

私たちはそれをしっかり支えて、来る７月の参院選では、みなさん、沖縄が衆議院選で４区全部とったように、みんなで全国でそれを広げてものをみせようではありませんか。そのことこそが辺野古の大きな力になると思っている。

辺野古新基地ＮＯ！　美ら海埋め立てるな！力を貸してください。

みなさんとともに頑張ることを約束します。

ありがとうございます。

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司会者より

沖縄と心ひとつに全国オールジャパンで頑張りましょう

鎌田慧さんの挨拶もありました。

オール沖縄の４人の衆議院議員、沖縄県選出参議院議員の糸数慶子さんの挨拶、野党５党からの挨拶もありました。

２月１９日の安保法廃止法案の共同提出をし、１９日の報告にあった党首会談での４つの取り決め

（http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/20713040.html）について改めての報告もありました。

２．２１の国会包囲では、地域の活動についての報告があり、とても印象的だったので紹介します。

地域からの活動報告ふたつ。

辺野古の埋め立て推進派から全国８００以上の自治体に、埋め立て推進決議をあげるようにという陳情をだした。これと真っ向勝負をして本会議で否決をした千葉県の船橋市議会から岩井さんと三宅さんが発言。

昨年の１２月議会に名護市議会の宮城安秀市議会議員から、辺野古の埋め立て、基地建設を早期に実現してほしいという陳情が船橋市議会に出された。

１２月７日に開かれた船橋市議会総務常任委員会では４対５でこの陳情が採択された。このことが新聞に報道されて、いったい船橋市議会どうなっているのか、常任委員会どうなっているのか、市民のみなさんから怒りの声が殺到しました。そしてこの陳情を否決しようと主張した私たちのところにもどうしたらいいのかという質問があいつぎ、そのあとに開かれる本会議で否決するために、世論を議員のところに殺到しようという話をしました。

多くの市民のみなさんが議員のところにＦＡＸを送ったり、電話をかけ、できる限りのことを行った結果、１２月１８日船橋市議会は２７対２２で、この陳情が不採択になった。本当にほっとしました。

辺野古の基地の建設、海の埋め立てについては、辺野古の市民、沖縄県民が決めることです。

政府が決めることではありません。ましてや船橋市議会が云々することでは全くないことだと思います。

この問題が実は沖縄県民の人権をそれを守ることが船橋市民の人権を守ることにもつながる、沖縄と国会前だけでなく、地元で、私たちの地元で、このことをしっかりと取り組んでいく必要があると感じています。みなさんいっしょに頑張りましょう。

辺野古に土砂の搬出を止めようということで全国で頑張っておられる「辺野古の土砂搬出反対全国連絡協議会」の共同代表阿部えつこさん。元愛媛県議会議員。

全国の辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会は、昨年の５月３１日に奄美大島で結成されました。

そして、一年たらずの間に搬出地８県、そして１７団体がこの２月に繋がって、大きな運動には歩み出そうとしている。

私は３０年近くで瀬戸内海の環境運動をしてきました。瀬戸内海で埋め立てをさせない。埋め砂をとらせない運動に取り組んできた。２０１３年に私が沖縄に行ったとき、

沖縄防衛局が、辺野古の土砂を瀬戸内海の小豆島からという報道を目にした。

一体、どこから持ってくるのか。小豆島、山口県の黒髪島、門司区、九州の熊本県の天草、長崎県の五島列島、南西諸島の奄美大島、徳之島、そして沖縄。

沖縄県外から持ってくる土砂は全部の２１００万㎥のうち１７００万㎥。８割が県外から辺野古に埋め立て用として持ってくるのです。

辺野古の埋め立てを本土側で止めたい。みなさん、この美しい瀬戸内海の運動をしてきたのですが、観光の島として美しい小豆島の裏側にまわると本当に山中をはぐようにして採石が広がっている。

それが辺野古に行く。そして五島列島、天草、そして大隅半島、このような美しいふるさとが辺野古の埋め立てのためにさらにはがれようとしている。

ここの人たちは自分たちの故郷を愛している。とても美しいふるさと、島々なのです。

ここから辺野古に土砂を埋め立てるために搬出すると言う計画を沖縄防衛局が発表した。

このことをなんとか止めたい。私たち本土側は、ふたたび、三度、四度も、辺野古を、沖縄に対しての加害の立場をとっていくわけにはいかない。

そして、私たち自身の西日本の故郷も守りたいと思う人々がいる。

しかし、この土地は、特に島々は過疎が進み、放射性廃棄物処分場見学があったり、先島防衛のための自衛隊の基地の計画があったりします。

さんざんに過疎の土地を作っておきながら、人がすめなくなるようなところにしながら、辺野古に土を持っていってたくさんの故郷を破壊する、この行為をどうかみなさん、いっしょにやめされていただきたいと思います。

８県１７団体がこの運動にとりくんでおりますが、一番最近、いっしょに連携しましたのが、三重県の運動です。三重県のＪＦＥ津製作所、つまり元日本鋼管が埋め立てのためのケーソンというものを作っている。横が５０メートルもある大きなコンクリートの箱。それを三重から辺野古にもっていって、そこに土砂をいれて外壁を作る。そこから埋め立てを行う。

２種類の署名用紙を仲間が配っている。

ひとつは辺野古に私たちの故郷の土砂を持っていかない。内閣総理大臣あて。

もうひとつはＪＦＥの社長あてに辺野古のケーソンを作らせない。三重県民の会の署名。

去年の１０月に５万２千筆を提出した。

４月には第二弾の署名を届けたい。

西本から辺野古に土砂を運ばせない。

私たちの故郷には戦争する砂など一粒もない。

よろしくお願いします。

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この署名用紙をネットで検索したのですが、ヒットしなくて、ブログを読んでくださっているみなさまに届けることができないのですが、わかったらまたブログでお知らせします。

最後は「沖縄を返せ」を集まった２８０００人のみんなで歌いました。