選挙に行こう! 選挙に行って平和憲法を守ろう!

参院選は7月10日です。
今度の選挙は「国家の暴走を許すのか、個人の尊厳を守るのか」が問われている選挙です。

新聞、テレビなど大手メディアからの垂れ流しの情報にまどわされず、しっかり政権は今、いったい、何を言っているのかを判断しなければ正しい選択はできません。

安倍政権は消費税増税を延期したことについて、それは「新しい判断」だと言いました。
安倍首相は次のように言っていたのです。
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消費税増税までの流れについて次のような漫画がFBに投稿されていました。
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これは新しい判断だといいます。
「新しい判断」とはどういう意味なのでしょうか。

「新しい判断」という言葉を聞いて、以前、アーサー・ビナードさんの講演会で、「新しい出発時刻」という表現をあげて、最近、日本語の使い方がおかしい、という話をされたことを思い出しました。飛行機の出発時間が遅れるとき、「新しい出発時刻は」とアナウンスしているが、それはおかしい。遅れている出発時刻が新しいのだろうか。そのまま「遅れている出発時刻」でいいのではないのか、と言われました。空港に行くと、本当に「新しい出発時刻」が飛び交っていました。「新しい」という言葉で間違い、ミスを覆い隠そうとしている。言葉のマジックに惑わされてはいけない。

「遅れている出発時刻」は「新しい出発時刻」となったように、「アベノミクス失敗による判断」は「新しい判断」

飛行機の出発時刻の遅れもアベノミクスの失敗も、「新しい」とい言葉の影に隠れてしまいそうです。
また中野晃一さんは次のように言っています。
安倍政権は野党の政策をマネして、争点隠しをする。やっているそぶりをみせて争点隠しをする。
消費増税延期については、野党が前から主張してきたことで、安倍政権の判断は、ちっとも新しい判断ではないことを国民は知るべきなのです。
言葉のマジックに騙されてはいけないことをもう一度言いたい。

またTPPについて
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この一連のプラカードでもわかるように自民党は野党時代、TPPには反対といっていました。また安倍首相は、TPPに反対などと言った覚えなないと言ってますが、しっかり言っています。下にある動画を見てください。しっかり言っています。

デマもあります。
緊急事態条項がなぜ、必要なのか。東日本大震災のとき、救急車にガソリンが給油できなくて、助かる命も助からなかったといっています。そのような漫画も作っています。 このような漫画。
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しかし、TBSの報道特集が福島、宮城、岩手3県のすべての消防署に問い合わせたところ、そういう事例は一件もなかったそうです。すべて救急、消防の車両には、優先的にガソリンは届いたということです。
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緊急事態条項が憲法に必要だという理由をデマを使って、言わねばならないということはどういうことだろうか。
それは本当に災害のときに必要だという理由だからではないのではないか、と考えてみる必要があると思います。

災害のときは、事前の法整備や、訓練が必要なので、災害が起こってから法律を作ろうと思っても間に合わないのです。
そして、震災のときも市長であった仙台市長は次のように言っています。
震災などのように大きな災害のときは、中央集権にするのではなく、地方に権限を与えるべき。
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今、大手メディアは、新聞もテレビも正しく伝えていません。テレビ、新聞だけの情報では足りない時代になっています。

市民の声で、参議院32の小選挙区ぜんぶに野党統一候補がたちました。
情報を受け取るだけでなく、これからひとりひとりがまわりに発信していくことがとても大事だと思います。

明日は6,5国会行動があります。
腰を痛めて、一週間、寝ていたのですが、明日は雨でも参加してこようと思っています。
明日に備えて一週間寝ていたので、明日は行けると思います。
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