自民党の改憲案とはどんなもの?
注文していた「憲法くらべ 猫」の小冊子が届きました。
手のひらに載るポケットサイズで、渡した人たちは、読みやすく、わかりやすいね、と言っていました。
今度の選挙の争点は憲法改正です。
私たちにとってとても大きな問題で、候補者たちは、声を大にして「憲法改正」について国民に信を問わないといけないのです。
なのに自公の候補者は、憲法改正についてしゃべると票が逃げると言って黙っている。
だったら市民は声をあげていきましょう。
まずそれを私たちは知らねばならないし、知った人はまわりに伝えていってほしい。
そのために、この「憲法くらべ」小冊子はとても便利です。
受け取った人も、チラシと違って、目をとめてくれます。
ここに違いがわかりやすく説明してあります。↑
ブログではPDF(A4)を紹介しましたが、そのポケットサイズの小冊子です。
A4版との大きさの違い。↓
小冊子はFBの「憲法くらべ」から申し込めます。
12冊で送料込で1000円です。 値段は少し高めですが、ポケットサイズなので読んでもらいやすいと思います。
ここでは前文と13条について
「平和の輪を広げる実行委員会」の平和事業のとき、参加者に配られています。
ポケット憲法を開いてみました。
前文について
前文の出だしを見てください。
それぞれ写真の右下にカーソルをもっていくと拡大マークが出ますので、大きくして読めます。
この国の主役は日本国民である → この国の主役は日本国である。
国家の形をそのものを変えようとしている。
国民と国家の関係とか個人の尊重をいじくろうとしている。
憲法13条について
現行憲法13条・・・すべて国民は個人として尊重される
「個人」から「人」への意味
礒崎陽輔氏は集団的自衛権行使容認について、「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない。我が国を守るために必要なことを、日本国憲法がダメだと言うことはありえない。」という発言をしたことで有名な人。
安倍首相は国会で「個」から「人」への意味について次のように答えている。
安倍首相はそう答えているが、阪口教授は、憲法13条の「個人」から「人」への意味を次のように言っている。
「個」から「人」への意味は
<戦後の民主主義・改革・人権をできるだけ小さくしよう、できればやめたいのだけど、やめるということはこの時代ではできない・・・>
これが安倍首相の掲げる戦後レジームからの脱却であるのです。
安倍首相の掲げる戦後レジームからの脱却とは、民主主義を捨てるということなのです。
憲法改正をして、戦前回帰。戦前の日本に戻るということなのです。
「とりあえず自公大阪維新以外で」