<続>震災から6年 首都圏反原連国会正門前集会
昨日のブログ「震災から6年 首都圏反原連国会正門前集会」http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/21467881.html の続きです。
昨日、野党議員が台にあがって、野党共闘を唱えました。
<どうして日本で原発をとめられないのか。
なさけなくて今、この場に立っているということをみなさまにお伝えしたい。
国会議事堂、きれいにライトアップされている。
地域によっては信号もつかなくなった。
そんな大騒ぎをしていた。みんなすっかり忘れて、そこらじゅう、イルミネーションだらけ。
国会まで輝いちゃっている。なんかおかしくないか。この国?
それでいて、電気が足りないから原発をやる。ふざけるんじゃない、と思っているのは福島の方だけではないと思う。
私が一番怒りに思っているのは、
この原発の賠償費用の一部をなんと発電費用からではなく、託送量に上乗せをしようとしている。
普通の商取引で、過去にかかった費用をあとから支払ってくれ、ということがありうるか。
今回のその託送量の上乗せ、
原発の電気を安く売ってしまったので、本当は事故が起こったからもっとお金を高くとらなきゃ、いけなかったんだから、
その過去の分をこれからとりますよ。というんですよ。
1966年から電気を使ったじゃないですか、使った人たち払ってくださいと言って、これから40年託送量に載せるというのです。
今から生まれる子供たち、原発の電気を使っていないのに、使つかってない子どもたちに賠償費用を乗せる。
こういうことをしないと成り立たないのが原発の電気。
どこが安いのか。原発は。
そのことをもっともっと関心のない国民にも知らせていき、
一度事故があったらこんなに悲惨なことになる。
どうやって取り出すか、だれもわからない。
二号炉にカメラをいれた。あまりにも線量が高くで動かなくなった。650シーベルトですよ。ミリとかマイクロじゃない。
人間が入ったらただちに即死。
そんな状態になっている。
本当に今の計算されている賠償費用で足りるのか。足りないんじゃないか。
燃料デブリは取り出せないなじゃないか。
そういう危機感が全くあそこにいる首相官邸の人たちにはわかってないんじゃないかと思う。
これだけの、今、本当に、なにかあったらこの国がなくなってしまんじゃないかという状況にある。
それなのに、原発再稼働を続ける。そんなことを絶対に許してはいけない。
我々民進党はいろいろあります。
しかし原発のない国をめざすという点では一ミリもぶれていない。
野党のみなさんと共闘して原発を止めるために、
安倍政権の退陣に追い込みましょう。
私たち野党といっしょに連帯してアベ政権の退陣のために頑張ろうじゃありませんか。>
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原発の問題で、志位さんは次のようにスピーチしました。
(志位さんの写真と志位さんのスピーチのところの録音がうまくいかなかったので、しんぶん赤旗のページhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-12/2017031202_04_1.html からコピーさせてもらいました。
野党と市民の共闘で、原発問題でも前向きの合意を
最後に、私は、いま取り組んでいる野党と市民の共闘で、原発問題でも前向きの合意を得たいと強く願っています。4野党の間で、再稼働そのものについては立場の違いがあるかもしれません。しかしたとえば、福島原発事故の徹底的な検証、避難計画の策定、地元自治体の同意――この三つがなければ再稼働は認めないなど、「条件付き再稼働反対」という線ならば、野党間での合意は可能ではないでしょうか。
来たるべき総選挙で野党と市民の共闘を必ず成功させ、安倍政権を倒し、再稼働を止め、「原発ゼロの日本」への道を開こうではありませんか。
東京新聞には次のように出ています。
この日の集会の最後は落合恵子さんのスピーチ
寒いなあと思うとき、おもうのです。福島はもっと寒い。心まではがされていくような状況が続いている。
2011年の3月11日から一ヶ月からたったときにこの社会は忘れさせていくシステムに満ちている。
私たちは忘れない。忘れさせていくシステムにのっからないということを書いた記憶がある。
けれども6年たって、私たちの社会は、あのわすれさせていくシステムが山ほどありませんか。
その一番が大きいのが2020年の東京オリンピック。
東京オリンピックといえば何でも通ると思っている。
テロ等組織犯罪準備罪。これも東京オリンピックがあるからという名前の元に
テロ等組織犯罪準備罪、共謀罪じゃないですか。
戦前の治安維持法よりもっともっともっと厳しい法律です。
私たちの頭の中まで支配しようとしている。
考えていることまで支配しようとする。
これを私たちはやっぱり反対していかないといけない。
すべて隠ぺいされちゃう。
籠池さんをトカゲのしっぽきりに終わらせて、
裏で動いたものは知らんぷりしているんじゃないか。
隠ぺいされてきて、隠ぺいされてきて、どれだけ多くの福島の人が本当のことを
教えてくれない。
今でも隠ぺいが続いている。
収束のために働いているというのに
その母親や妻や子供たちがどれほど胸つぶれる思いでいるのか。
私たちはもう一度心にきざんで行きましょう。
もう一度ではなく何千回でも刻んでいきませんか。
そこで私たちが揺れてしまったら、待ってましたと大喜びする人たちがいるじゃないですか。
何一つ本当のことは言わず。
バブルがはじけたその後も金儲け、金儲けですよ。
原発を再稼働するのも、海外に売るのも全く同じ。
命なんて全く考えていない人たちです。
。
書類は行方不明になったいつもそうなんです。大事な資料、情報は
隠し続けるのが彼らです。
5月に撤収といっているが、5月の間までの彼らの命を安全をだれが守るのか。誰が保障するのですか。
自分たちが行けよ、と叫びたくなります。
忘れさせていくシステムの乗らない私たち。
私は東京オリンピックに今も反対です。
福島で苦しんでいる人たちがいるのに何が東京オリンピックですか。
なんですか。もののふだって。座して死を待つより、だって。何も言わない。
あれが真実でしょう。
責任がみんなにあると言っている。
百条委員会に連れてきて、そこで反対意見をいう人だって、
どこまで命を考えているのか。
市民ひとりひとり命、子供ひとりひとりの命。
もうひとつ私たちは見つめなおしましょう。
命から始まって、命に。命から始まって命に戻る。
この形を私たちは譲らない。
もう一度、私たちは約束していきませんか。
それを私たちはもどらない。
命以外に守るものはない。
子供たちにほんのわずかでも残しましょう。
私たちの生き方を。
いまくいかないかもしれない。
本当のことをいえば、。
共謀罪が通ったら、何もできなくなるかもしれない。
それでもこれだけ頑張った人たちがこんなにたくさんいるんだということを
子供たちに残していきましょう。
今、生きている子供、これから生まれてくる子どもに向けても
お父さんやお母さんやおばあちゃんは、
頑張ったんだよ、ということを見せていきたい。と思う。
どうかよろしくお願いしましょう。
いしょに頑張りましょう。
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最後はATSアツシによるライブ
原発いらない
再稼働反対
日本政府は責任とれ
電力会社は責任とれ
福島返せ
故郷返せ
暮らしを返せ
命を返せ
原発いらない
再稼働反対
安倍晋三は総理もやめろ
安倍はやめろ
安倍はやめろ
安倍はやめろ
頑張っていこう
負けずに行こう
私たちに必ず勝利を!
We shall overcome!
No nukes!
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集会が終わって、帰り道、寒かったです。
息をはくたびに「寒い」の言葉がでてきました。
でも集会は感動的でした。
去年のブログによると去年の参加者は6000人。
今年は8000人。たくさん集まってよかった。
メディアがたくさん取材に来ていて、東京新聞は翌日12日の一面の載せていました。
首相は「原発事故」という言葉を使わなかったとか。
落合さんのいう「忘れさせるシステム」を使っているのか。
国会議事堂の夕焼け。何度国会議事堂前に来たことか。
集会、デモ参加者の人数は世論になるので、できるだけ参加したいと思っています。
世論が高まれば、朝日新聞も書くようになるかもしれない。
今は、メディアを動かすのは市民の力だ。
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