震災から6年 首都圏反原連国会正門前集会

震災から6年たちました。
昨日3月11日の夜も、国会正門前は寒かったです。
あの日の寒さをみんな思い出していたと思います。
あの日の寒さを思い出すために、民進党の初鹿議員はコートを脱いでスピーチをされていましたが、お天気はよくて空には12日が満月のきれいなお月さまが輝いていましたが、寒かったです。
帰り道、あまりに寒くて、お月さまににカメラを向けるのを忘れました。

この日、スピーチでだれもが話したことは、首都圏反原連の人たちがずっと金曜日に官邸前で原発反対を訴えてきてくれた行動があったから、それが市民運動の大きな励みになり、首都圏反原連の活動に感謝する、ということでした。
3月3日の「再稼働反対 首相官邸前抗議」が236回目だそうです。


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参加者は8000人。
去年より多い参加者でした。
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民主主義を体現する場として続けていきたい。
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このあと、一分間の黙とう。


このあと、311以後、音楽て戦っている不屈の民 ジンタらムータの歌
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アメイジンググレース 奴隷を使っていた人たちがある日、愚かさに気づいて懺悔する歌。
原発の間違いにきづき、みずからの愚かさにきづき、私たちの見えない鎖を解き放ちましょう。

戦後72年を迎えようとする今、日本の現政権はナチスにならって政治を行おうとしている。
ナチス政権下のドイツで、ナチスにノーをつきつけた歌であらがう。

お前は掟を作り、われらを奴隷にする。
だから決めた。われらは奴隷ではない。掟をまもらない。

電力は余っていても
原発はまだ動いている
もうこんな危険な原発はいらない
いますぐ止めよう

お前は憲法改悪で、われらを脅かすだろう
けれど決めた、人らしく生きるため、何も恐れない

政府の約束事は何も信じられない
だから決めた、われらが望む世界を求め、ひとつになろう。

われらが本気だと お前にわからぬのなら
原発がすべて止まるその日まで ここに集まろう

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ずっと昔に作ったこのレゾルーションというこの歌がこんなリアリティを持って響くなんて、なんと私たちはおろかなんでしょう。だけどここに集まっている人たちはクレバーです。ちゃんとかえりみて学んでます。
愚かなのはあそこで働いている人たちでしょう!
あそこ↓
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私たちはずっと声をあげなきゃいけない。
きっと学んでくれるそのときがくる、安倍さんでもね。希望をもって頑張りましょう。

自主避難者の権利を守ろう! 子供を守ろう! 大地を守ろう! 海を守ろう!地球は人間だけのものではない! 
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主催者挨拶 首都圏反原発連合 ミサオ・レッドウルフさんの挨拶
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未曽有の大震災で、原発事故が起こった。チェルノブイリは収束していない、フクイチも収束していない。それなのにアベ政権は原発回帰の道を進んでいる。エネルギー基本計画を改悪し、原発を重要なベースロード電源にした。オリンピックをやりたいがためにアンダーコントロールという嘘をついている。
自主避難者への住宅支援打ち切り。これは本当にひどいことです。
こんなフェイクニュースを垂れ流すポストトルース政権の安倍政権をなんとか倒していかないといけない。
ただ倒してもそのあとでこちら側の体制が盤石でないと悪しき勢力が台頭してくるかもしれない。
こちらも十分な体制を整えて、常に前を向いて声をあげ続けていくことだと思う。
毎週金曜日の官邸前抗議を続けていくので、みなさん、参加していただけますか?
リーフレットを作ったので持ち帰ってください。
希望を持って、声をあげ続けましょう。

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磐城放射能市民測定室たらちねの事務局長鈴木かおりさん
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チェルノブイリを見てもわかるように30年たってもひどい線量で、また石棺をつくった。それは100年ごまでの石棺だということで、福島の100年後もそのままだろうと思う。それなのにまだ6年なのに、自首避難者の支援も打ち切られ、帰還困難区域とされた汚染された区域にどんどんどん人を帰そうとしている。信じらない風景。
原発の収束もままならないまま、原発事故のとき、中学生だった人が原発労働者として働いたりしている。原発の作業を子どもたちに担わせていることが起きている。
日本全国の責任を担う大人がその事実からは逃げられないと思う。
未来はやってくる。そのときに今よりはいいようになんとかしたいと思って、たらちねでやっている。

まだ福島は6年しかたっていない。長い長い放射能の威力がなくなる時間からたった6年しかたっていない。もう福島のことは大丈夫だよね、ということを何の根拠を持っていうのか、わからない。
まだ6年しかたっていないということを考えるとみなさまに見守り続けていただきたいし、いっしょに闘っていきた。

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このあと、古賀茂明さん、菅元首相のスピーチに続き、野党の議員のスピーチがありました。
そして野党は共闘!と野党議員がいっしょに台にあがって、手をつなぎました。

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民進党 初鹿さん、社民党福島みずほさん、共産党志位さん、笠井さん 自由党(右から二人目)
民進党は初鹿さんが原発反対と言った。しっかり民進党の党内もまとまってほしい。

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国会議事堂に向かってコール
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敬称略でまいります。
安倍晋三原発やめろ!
安倍晋三は被災者守れ!
安倍晋三は国民守れ!
安倍晋三は福島守れ!
原発いらない!
原発いらない!
再稼働反対!
再稼働反対!
原発ゼロを撤回するな!
安倍晋三原発やめろ
原発やめて首相もやめろ
原発いらない!
安倍もいらない!
国会議員は被災者守れ!
国会議員は国民守れ!
原発いらない!
すべてを廃炉
いますぐ廃炉
世界中の原発廃炉に向かうまであきらめずに声をあげ続けましょう。
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原発ゼロの会事務局長阿部ともこさん
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人間の尊厳を守る、この国の窮状から守るためには、この原発だけはいっしょに止めなければならない。
原発を続けることは本当にこの国の未来を危うくする。
消費者庁に行った。昔、電気代が安かったからこれからは子供たちにも電気料金を負担させる
事故を起こしたらだれも補償することができないから、国民の財布に手をつっこむ。
原発は高くつく。
なぜ、福島の子どもたちは甲状腺がんに苦しまなければならないのか。
部分切除といって、部分的にとったものは、再発の危険がある。
全切除すればホルモンを飲み続けなければならない。
因果関係がない。原発のせいじゃない、といって、だれがこの子供たちをこの状態におとしめたのか。
このことを安倍総理はどんなにわびてもわびすぎることはない。
二度とおこらないために何をなすべきかをはっきりさせるべきです。
自衛隊南スーダンで殺されるべきではない。殺すべきではない。
だから5月の末ではなく、今、即刻帰ってくるべきです。
森友問題は安倍総理が執念をもやす教育を子どもたちから奪う。押し付けて、ねじまげて、子供本来の学びを奪う。その意味で万死で値する問題。
文科省天下り 教育まで食い物にするのがアベ政権の本質。
経済産業省の官僚があやつる安倍政権が東芝問題、原発の輸出問題、電力料金の値上げ問題、すなわちこの国を滅ぼす元凶であります。
私たちは今日から新たな戦い入る。
安倍総理は6年たったから、福島への思いを語らないなくていいのか。
国民とともに悲しみとともに失われた命とともに、これからの命ともにみなさんとごいっしょに戦い抜いてまいりたい。

コール!
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福島のこと、忘れるな
被災者の気持ち忘れな
原発やめろ
安倍はやめろ
再稼働やめろ
原発やめろ
命まもれない総理はいらない
暮らしまもれない総理はいらない
子供まもれない総理はいらない
暮らしを壊す総理はいらない
平和を壊す総理はいらない
だから安倍はやめろ
原発やめろ
再稼働反対
再稼働反対
声をあげよう
声をあげよう
再稼働反対
再稼働反対
原発やめろ
安倍はやめろ
再稼働絶対反対!

日印原子力協定反対キャンペーンの世話人福永さんからのお話
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今、日本は原発を輸出しようとしている。
6年前、インドの人たちは福島の様子をみていた。
われわれの生活もこうなってしまうということを知った。
彼らが話すのはいかに自分たちがびっくりしたのか。技術の進んだ日本でああいう事故が起こった。
インドはどうなるのか。
昨年11月11日に日本とインドは原子力協定を結んだ。
この協定によって、日本からインドは原子力発電所やさまざまや技術を輸出しようとしている。
東芝、三菱、日立、その3社が日本ではもう原発は作れないからインドで作ろうとしている。
その協定がこの国会にかけられてる。
来週、再来週にも審議が始まり、採決しようとしている。
日本は再稼働はもとより、世界のどこにも原発を輸出するなということを力強く声をあげてほしい。
インドの人たちは福島のこと、チェルノブイリのことを自分たちのことのように心配している。
インドでは福島に連帯している、日本はなんでインドに原発を売るんだと言っている。
日本は原発を売るな。世界のどこにも原発を売るな。
あらゆるところで原発をとめなければならない。
協定案の承認に向けて反対の声をあげ、戦っていきたい。
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日本社会のいい精神科医になってください。
3月11日がやってくるとあの大震災のこと、それから始まった原発事故のことをありありと思い出し、私たち何も変わっていない、福島の事故は収束していないし、日本は相変わらず、原発を動かそうとしていることに愕然とします。
日本やそこに住む私たちは6年前から時間を止めてしまったのかもしれません。
でもすっかり変わってしまったという人もいる。
自治体の職員の人たちの面談や、電話相談の事業に携わっている。
福島からの電話が多い。
その中には私の生活や人生は変わってしまったと涙ながらに話す人もいる
すっかり変わってしまったように見える人も変わらないように見える人もいる
それは悪い意味で
どうすれば私たちはいい意味で、変わらないこと、いい方向への変化を踏み出すことができるのか。
それにはまず、日本が福島第一原発で起きた事故をしっかり認めて、目を向けて
事故の収束に全力を尽くし、廃炉に向けて、全力を尽くし、
全国の原発ももう動かない、自然エネルギーにシフトしていくことを見せてくれることではないでしょうか。
日本の今、起きていることの本質は、6年もたっているのにまだこの事故をきちんと認めていない。目を向けることもできていないことだと思う。
精神医学の用語は、起きてしまった現実を認められないというそういう心理を否認、ディナイアル という言葉で呼びます。
人は否認、ディナイアルということを続けている以上は何も問題は解決しないし、何も状態は変わらない。
診察室であれば私たち精神科医がその人になんとか働きかけて、現実に目を向け、起きてしまったことを受け止めてもらえるように辛抱強く働きかけていく。
今、否認を続ける日本政府や原発関連事業に対して、現実を見なさいと働き書ける社会の精神科医は、だれでしょうか。
それはここにお集まりのみなさんだと思います。
この診察は大変だと思う。
日本政府にいくら声を届け、本当のことを見てください、本当のことを認めて、前に進んでくださいと言ってもなかなか認めてもらえない。
私たちは診察をすれば、診察費もでますが、診察費が出るどころか、批判にさらされることもある。
このことをやってもらわないと何もかわらない。
もし、日本の政府の治療が成功すれば、私たちは本当の意味で世界に胸の張れる国なれるし、
子供や続く世代にも安心というものを与えられる。
みなさん、日本のために日本社会のいい精神科医になってください。私もいっしょに頑張ります。
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長くなるので、ここまで。
次回に続きます。 → http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/21469371.html