福島原発事故を問う告訴団参加申し込み

福島原発事故の責任を問う告訴団参加申し込みが10月31日に延長されています。
まだ間に合いますので、HPから参加申し込み書式がダウンロードできます。
 
↑書式はここからダウンロードできます。
 
これは関東事務局のHPですが、全国10の地区の事務局のHPがあります。
 
武藤類子さんは福島に住んでおられて、武藤さんは6月11日に1324人の福島県民が原発事故の責任を問う告訴を行った際の団長です。
先日、武藤類子さんのお話を聞く機会がありました。
 
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武藤さんのお話。
福島原発事故について政府の犯した3つの大きな罪
①情報を隠した
②事故を矮小化した
③基準値をあげた。年間20msvまで浴びても大丈夫というこの基準はまだ撤回されていない。

どうして事故を起こした東電が除染をしないのか。
どうして賠償について東電が基準を決めるのか。

こんな大事故を起こした企業に捜査が入っていない。事故の責任をはっきりさせていない。

企業としての 国としての 責任を問うことが私たちの責任である。
国民全員が東電を、国を、告訴してほしい。

第二次告訴は全国に広め、全国10か所に事務局を置いた。
告訴に参加の締切は10月15日ですが、今月いっぱいは参加申し込みの受け付けをするそうです。
↑のHPを読んで、ぜひ告訴に参加してくださいますようご検討ください。

原発事故で、子どもたちを守るためお母さんたちが立ち上がり、大きな力となっている。
それを「お母さん革命」と呼ばれているそうです。お母さんたちが流れを変えた。

でも今、福島は復興という名のもとに新たな安全神話が作られようとしている。
この1年半、食べるもの、住むところなどの選択に迫られ、選択に疲れたとき、新たな洗脳が始まって、新たな安全神話が作られようとしているそうです。
福島が安全だというアピールに子どもたちが使われている。
鼓笛隊のパレード 子どもたちのマラソン大会。
校庭は3時間の使用制限があったのに、その制限も取り払われ、各学校の判断に任されるようになった。

夏の屋外のプールの解放。
外のプールは線量が高いので、コンクリートを削り、それでもまだ線量が高いのでプールにマットを敷き、その上に人工芝までしいて線量を下げ、
そうまでしてどうして外のプールを使わないといけないのか。

線量の高い公園で子どもまつり。大人のためのビール祭りも行われた。

大阪の子どもたちを呼んで、福島の桃を食べさせるイベントを計画したが、それはいくらなんでも・・・ということで子どもの代わりに大学生を呼んだ。

それから大飯原発の再稼働
原子力規制委員会人事。
IAEAに福島常駐の要請。

などなど 原発事故の原因も責任もうやむやにして、どんどん原発事故が収束したように見せようとする政府、自治体に私たちはごまかされてはいけないと思います。

被告訴・被告発人
http:// kokuso- fukusim agenpat u.blogs pot.jp/ 2012/06 /blog-p ost_12. html

誰を告訴するのか。今回の事故について直接的に責任を有する人に限ることにした。
具体的には津波地震への安全対策を怠ってきた過失や事故発生後に被曝を拡大させた過失の責任。
全員が異論なく告訴が必要だと一致したのは福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した山下俊一氏。

山下氏は事故直後から放射線の危険性を軽視する発言を繰り返すことで、子どもたちをはじめとして被曝を拡大させた責任は大変重い。
山下氏は武藤さんが出席された会で、最後に切れて「私は日本人だ。日本政府が決めたことには従う」と言ったそうです。山下氏は長崎の被爆二世だから山下氏のいうことは間違ってないだろうと信じた人も多いそうです。

HPをよく読んでぜひ、検討してください。
私は先週、陳述書、委任状、参加申込書を書いて、1000円の参加費を振り込んで 郵送しました。