ボーイング787

先週の水曜日から一週間、入院している母のそばにいて、今日、全日空の飛行機で松山から戻ってきました。
今朝、ニュースでボーイング787が高松空港緊急着陸して、非常脱出用のシューターで乗客たちが降りたと知り、びっくりしました。
 
羽田ー松山便も787が3便運航しているので、私が乗る予定の16時50分の便は何だろう?と思ってみてみたら、787ではなくほっとしました。全日空の787は今日は使用しないということで、機材のやりくりはどうなるのだろうか、私が乗る便は遅れなく出るのだろうか、と気になって、運行状況を調べると遅れはないようなので、いつもの通り空港に行きました。
ところが、松山空港に行ってみたら、出発ロビーが平日の昼間なのにやけに混んでいます。
787は欠航になって、その便に乗る予定の人が私が乗る便に振り替えた人もいて、ほぼ満席で、久しぶりに3列のシートに3人座りました。
 
飛行機に乗ると非常用出口の案内と脱出用シューターからの降り方の説明がありますが、めったにそこを滑り降りる機会はないだろうから、ろくに聞いていませんが、荷物はもたないように、というのはいつも耳に残っています。
非常用脱出シューターは服も傷むし、擦り傷もできたりするらしいです。今回もひとり軽いけがをした人がいるようですが、あそこを滑り降りるのはかなり怖そうです。
一度、非常口のそばの席に座ったとき、非常のときはお手伝いください、と客室乗務員の方に言われましたので、一応「はい」とはいいましたが、私には無理だと思いました。たぶん、そういうことはめったにないだろうと多くの人が思ってるだろうけど、こういうこともあるから、あそこに私みたいな小柄な女性を座らせてはいけないです。
 
この787の乗客の話では、飛行機はドンという音がして、急降下を始めて、そのまま墜落するのではないかと思ったと言ってますから、怖かったことと思います。
 
787がここまで不具合があり、今日のような緊急着陸の事態が起こったら、これは異常であると思わないといけないのに、全日空の社長は異常だとは考えていないと発言していて、そういうことが大事故につながるのだと思います。原発でもそうですが、ヒヤリハットを重くみないから、大事故につながるので、ハインリッヒの法則をしっかり経営陣は頭に叩き込んでほしいものです。
 
写真は先週の水曜日に羽田から松山に行く時、まだドアが閉まってないとき、機内から撮影したボーイング787です。 翼の上だけど、窓際の席だった。私が乗ったのはボーイング772
イメージ 1
 
787にもいろいなデザインがあって、特にこのデザインのは少ないので人気なのだそうです。
下の写真は飛行機に乗るとき、ボーディングブリッジから撮った。
 
イメージ 2
 
↓ついでに飛行機の中から見た富士山の写真です。
先週の水曜日、ひさびさに右側の窓際に座ったので、飛び立つなり、富士山を探しました。
お天気はよかったのですが、富士山は雲の上でした。
羽田を出たら富士山はすぐに見えてきます。あれだ!と思って、急いでカメラを出して撮りました。
イメージ 3