プロメテウスの罠 と NO NUKES DAY
「家が買えない」のシリーズが5月25日に終わりました。
帰宅困難地域になって、家に帰れない人たちの補償が進んでいません。
以下5月25日のプロメテウスの罠からの抜粋です。
弁護士の馬奈木源太郎はあっさりと指摘する。
「決まってるじゃないですか。数が圧倒的に多いからですよ。」
仮に、徳山ダム並みの補償をすれば総額約6兆円となってしまう。しかも福島の被災地には商店街や企業がある。おそらく賠償はもっと高くなる。
「大変な金額です。だから東電も国も、値切れるだけ値切ろうとしているのです」
(中略)
「ダムの土地収用の比ではないのです。」と馬奈木はいう。
すさまじく規模が大きいとはいえ、家を追われた住民への補償という点では同じ。生活再建に必要なお金の額もそう違いはない。原発かダムかで補償方法を区別することが間違っている、と馬奈木は話す。
被害に見合った賠償を払うのが当然でしょう? それができないなら、なぜ原発なんてものを作ったのですか?」(引用はここまで)
加害者の東電が補償の条件を出すのはおかしい、と家を奪われた人たちは言っています。
昨年の夏ごろから東電の態度が硬化してきたと馬奈木弁護士は感じているといいます。
政権を味方につけ、補償をケチるなんて許せません。
今年7月末には東電には1兆円の公的資金が注入されるといいます。
一層許せません。
6月2日はNO NUKES DAYです。
6.2つながろうフクシマ さよなら原発集会があります。
私のいとこは伊方原発30キロ圏内から仲間とともに参加するといっています。
デモ、集会は数が勝負です。
命よりお金を優先させる政治と東電を許さないという声をあげていかないといけないと思います。いつまでも事故を忘れず、原発に反対する声が小さくなってはいけないのです。