秘密保全法は国会では止められない! イマジン湘南祭りで 山本太郎さん。

昨日、イマジン湘南まつりに山本太郎さんが来られて、秘密保全法案について、みんなの協力を呼びかけています。↓ 15分ほどですので、ぜひ、山本太郎さんの訴えを聞いてください。
 
 
「何を秘密にするかは秘密だけど、秘密をばらしたら罰するぞ」という恐ろしい法案です。
 
山本太郎さんは、秘密保全法案は国会では止められません!といっています。
私たちの力がないと止められない。
この法案が通ったら、こうやって集会を持つ自由もなくなる。
原発を秘密にされたら、原発反対のデモもできなくなる。
 
山本太郎さんが訴えているのは
国会議員へのFAX大作戦
 
↑最初に参議院議員。そのあとに衆議院議員がでています。地域をクリックして議員の名前をクリックしたら議員のHPのURLがのっているので、HPのプロフィールをみれば事務所の電話番号、FAX番号がでています。
 
 
今日から臨時国会が始まります。
ねじれがなくなって初めての国会。
国会で決めなくてもいいもの、閣議決定などで決めてしまえばいいものはどんどん決めていってる。
国会で決めなくてもいいものは↓
 福島の汚染水をどう解決するか。
 消費税。(去年あげることは法案で決まってるので)
 集団的自衛権行使についても政府で決められる。
 TPP。
             など・・・
 
国会にかけないといけないもの↓は着々と法案を作る。
 秘密保全法案
 国家安全保障基本法案の関連法案のNSC法案(国家安全保障会議設置法案)。
 
国会と関係ないものは専権事項としてどんどん決められている。
 
民主党政権時、民主党内部で意見が分かれているときは、それがマスコミに漏れて、民主党の中の反対派といっしょになって反対ができたが、自民党はほころびを見せない。
 
委員会の委員数の割り当ても、議員数で決められるから、
たとえば45人の委員会で自民党の占めるのは30人近い。
衆議院で最大野党の民主党も57議席しかない。
国会で議論しようといっても
汚染水問題の閉会中審査でも、半分以上が自民党
与党の質問は政府のいうことは正しいですね、だから、野党でまともな質問をする人も時間も少ない。
国会を開いても、政府が決めたことが通っていく仕組みができあがっている。
 
消費税については、今国会で出てくるのは消費税をどうしようかというのではなくて、社会保障とのからみをどうするか。→社会保障のプログラム法案。
 
消費税を上げた分は社会保障の充実に使うということで消費税をあげることになったが(野田政権のとき、社会保障と税の一体改革)、 それを国民会議で議論することになっていた。
向こう何年間かで社会保障をどうするかをメニューにした法案が出てくる。→ 負担が増えるメニューばかり。消費税をあげても社会保障に使われるのは1%に満たない。
実質的には公共事業のばらまきに使われる。
 
NSC法案を審議する特別委員会もできる
秘密保全法案も成立したら、国家統制が強まる。
 
最大野党の民主党でさえ質問時間は少なくて、民主党が賛成しないと通らないという法案はない。
 
今の国会の現状はこのようになっているようです。
山本太郎さんが、国会では止められない、というのはこういうことになっているからです。
国会で民主主義が機能しなくなっているという現実を私たちは知らないといけないと思います。
国会で止められなかったら、世論で止めなければなりません。
 
秘密保全法案についてのブログです。まだ読んでもらってない方はぜひ読んでください。