パブコメ締切まであと6日:天野祐吉さんからのメッセージも
あけましておめでとうございます。
政権は着々と日本を戦争にできる国にしようとしています。
天野祐吉さんが去年10月にお亡くなりになりました。とてもショックでした。
天野さんも、秘密保護法が成立したのを空から見て、なんという国だ、と嘆かれたことと思います。
去年の10月21日のブログ「天野祐吉さんを偲んで」のなかからひとつコピーします。
今年の8月28日のCM天気図
映画の「少年H」を見た。
近ごろは「人類の危機」とか「地球の崩壊」とか、資金力と技術力にモノを言わせたハラハラドキドキ大作がハヤリだが、いま切実なのは「人類の危機」より「人間の危機」であり「地球の崩壊」より「人間性の崩壊」だろう。
で、戦争はそんな人間性の危機や崩壊をもたらす最大のものだということを、「少年H」はあらためて実感させてくれる。ゲリラ豪雨みたいに降ってくる焼夷(しょうい)弾の恐怖より、人が、言葉が、人間を容赦なく壊していく怖さである。
こういう映画を見ると、「人類の危機」や「地球の崩壊」といったアクション大作は、目の前の切実な問題からぼくらの目をそらさせようとしてるんじゃないだろうかと、疑い深いぼくはつい思ってしまう。地球が崩壊するというのに憲法9条や原発の問題を考えるヒマなんてないもんね。
もちろんそれは邪推というものであって、げんに「少年H」は健闘しているし、同じように人間が生きにくい時代を描いた「風立ちぬ」もヒットしているから、余計な心配はおのれの髪の危機を増すばかりだろう。
むしろその点では、映画よりCMだ。強引な成長経済で歪(ゆが)んでしまったいまの「生活の危機」を、どう組みかえ、どう乗り越えていくか。それがCMにとっても切実な問題のはずだが、現実はそこから消費者の目をそらさせるようなものが多い。CMにもいいものはあるけれど、あまりにも空騒ぎが多すぎるように思う。
天野さんが言われたように原発からも目をそらしてはいけない。
2014年1月6日(月)〆切!
「原子力は、重要なベース電源と位置づけ、核燃料サイクルも着実に推進」など、2012年のパブコメを全く無視した現政権に数万のパブコメを届けよう!
(2012年の国民的議論では8万9000件以上)
「原子力は、重要なベース電源と位置づけ、核燃料サイクルも着実に推進」など、2012年のパブコメを全く無視した現政権に数万のパブコメを届けよう!
(2012年の国民的議論では8万9000件以上)
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原案には
安倍首相は、秘密保護法に反対する声を聞こうともしませんでした。
安倍政権にNOという人の声が少なかったら、どんどん独裁政治が固まっていきます。
年の初めはパブコメからお願いします。
負けないように頑張りましょう。