締め切り迫る!パブコメ:教科書検定基準の改定とは

松山から帰ってきて、自宅のパソコンに向かっています。
サクサクと動き、キーも打ちやすく(松山にもっていっているのは薄型のウルトラブックでキーも浅く、打ちにくい)、ブログも更新できそうです。
 
WEBメールサービスやブログの更新ができなかったのは、やはりパソコンのせいだろうか。
だれか詳しい人に聞かねば。私はただパソコンを使っているだけで、トラブルにあうとお手上げです。
 
とにかく教科書検定基準改定案について読まねばなりません。
 
締め切りはあさって14日ではないか! 日付が変わったから明日まで!
俵義文さんが挙げられている問題点をまとめてみました。
 
下村博文文部科学大臣は、1115日、「教科書改革実行プラン」を発表し、教科書検定基準を改定して、2014年度中学校教科書の検定から実施する方針を明らかにした。」のだそうです。
 
どのような改定が行われるのか。
①「通説的な見解がない場合や、特定の事項や見解を特別に強調している場合などに、よりバランスの取れた記述にするための条項を新設・改正」する。
「バランスの取れた記述」とはどういうことか。それは 「自虐史観や偏向」していない記述ということである。
下村文部科学大臣は、日本の侵略の歴史を認めたり、反省することが「自虐史観」だと主張している。
 
対象にされているのは、南京大虐殺南京事件)や日本軍「慰安婦」、強制連行、植民地支配など日中15年戦争、アジア太平洋戦争時の日本の侵略・加害の記述である。例えば、南京事件について、「なかった」というのも少数説として存在するから両論併記でそれも書け、ということである
 
②政府の統一的な見解や判例がある場合の対応に関する条項を新設」する
これは、教科書を政府の広報誌に変えるものである。
政府見解とは 
 領土問題について「固有の領土論」や「尖閣諸島は領土問題ではない」
 日本軍「慰安婦」について、第1次安倍政権は「慰安婦の強制連行はなかった」と閣議 決定した。
などという政府見解を教科書に書け、というもの。政府見解がすべて正しいわけではないのに、それを教科書に書かせようとするもの。
 
教育基本法の目標等に照らして重大な欠陥がある場合を検定不合格要件として明記」する。
 
2006年第一次安倍政権下で教育基本法が変えられた。「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」という「愛国心条項」が加えられたことが当時問題視されたが、それが7年後になって第二次安倍政権下、下村博文文科相によって政府が教科書の内容を取り締まる道具として教育基本法を使おうとする動きが出てきた。
 
20093月に文科省が教科書発行者に出した「教科書の改善について(通知)」によって、教科書は教育基本法との「一致」が求められ、社会科だけでなく全ての教科書について、教育基本法2条の「愛国心」「道徳心」など5つの条項が教科書のどの記述、内容、教材と「一致」しているかを検定申請時に提出する編修趣意書に書くことが求められている。その結果、教科書の画一化が進み、教科書発行者は「愛国心教科書」「道徳心教科書」づくりを求められている。
 
教科書検定について、以上の3つの項目についての改定が行われようとしている。
 
詳しくは↓を読んでください。ここからまとめましたから。
 
とりあえずここまで。
 
文例はこれから考えますが、教科書検定基準の改定とは、こういうことのようです。
 
締め切りまであと二日。日付が変わったから今日をいれてあと二日。
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