教科書検定基準改定に寄せられたパブコメは約6千件
17日の夕方のニュースで言ってました。
拡散できる期間が短くて、その割には6千件も頑張ったと思います。
でも
次の教科書採択のときに、なんとか育鵬社以外の教科書に戻したいと思っています。
現場の教師ですら教科書を選ぶことができなく、それでも育鵬社の教科書採択には反対している人たちがいっぱいいるけど、どの教科書も育鵬社みたいになってしまったら、反対の声もむなしくなり、子どもの未来はどうなるのでしょうか。
検定基準が改定されて、少数説も併記するということはどういうことか。
これまで「南京事件」についてなかったというような趣旨のことを育鵬社が書いたら、検定で修正させられてきたけれど、「南京事件」はなかったという少数説が存在するのだからそれも教科書に書くようにということです。
これまで育鵬社の教科書にそのようなことが書かれても、検定で修正させられていたけれど、今後はその記述も認められるということになるのです。
検定基準の改定内容は歴史のわい曲を正当化するものである
<自民党・教育再生実行本部「中間取りまとめ」や自民党の衆議院選挙・参議院選挙の公約では、「多くの教科書が自虐史観で偏向している」と主張している。検定基準改定案の①の「バランスの取れた記述」というのは、「自虐史観や偏向」していない記述ということである。対象にされているのは、南京大虐殺(南京事件)や日本軍「慰安婦」、強制連行、植民地支配など日中15年戦争、アジア太平洋戦争時の日本の侵略・加害の記述である。例えば、南京事件について、「なかった」というのも少数説として存在するから両論併記でそれも書け、ということである。さらに、新しい歴史教科書をつくる会(「つくる会」)の自由社版教科書や日本教育再生機構・「教科書改善の会」の育鵬社版教科書、日本会議の『最新日本史』などは、検定申請時に「南京事件なかった」という趣旨のことを書いて、検定で修正させられてきたが、今後はその記述を認めるようにするということである。歴史をわい曲する内容を教科書に書かせるものであり、近隣諸国条項に違反する>(俵義文さん)
なんとしても、私たちは戦前に戻って行こうとしている流れを止めないといけないのです。
敵は教科書で、子どもたちを攻めようとしています。
憲法9条を守ろうと運動してきましたが、
秘密保護法で憲法は紙っきれにされそうで、教科書で子どもたちが政権の思うがままにされてしまいそうです。
憲法、教科書 が危ない。
1月24日の国会大包囲に参加して、安倍政権の政策にNOと言いましょう。
http://www.himituho.com/ ←詳しくはここを見てください。