集団的自衛権の行使容認って、あまりにも横紙やぶりじゃないですか

憲法9条」を解釈で破壊してしまう安倍内閣の「集団的自衛権の行使容認って、あまりにも横紙やぶりじゃないですか。
これはカタログハウスからだされている通販生活2014年春号の緊急特集です。
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通販生活2014年春号の58ページ~59ページに掲載。
今年の上半期は戦後日本の大きな分かれ道になるかもしれない  
 
カタログハウスは、もう何年も前に憲法改正に反対し、憲法9条を守ることを宣言し、通販生活の付録に「日本国憲法」の冊子がついていたことがあります。
 
そして311の震災後は原発にも反対しています。
 
2013年秋冬号↓
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安倍内閣は、自民党が国会で多数をしめているときに、憲法を変えようと画策しています。
まずは憲法96条を変えて、憲法改正をやりやすくしようとしました。
憲法96条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を得なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
 
三分の二を二分の一にしようとしたのです。
 
しかし、96条の改正を口にだしたら、改憲賛成派からもこれは立憲主義をないがしろにするものだという反対の大合唱がおこり、安倍首相はここからでは憲法改正にいけないと思って、まずは秘密保護法を成立させ、憲法を紙っきれ同然にし、憲法9条を骨抜きにするために 内閣法制局長官に、法律には素人の外務官僚を就任させ、現行憲法のままでは集団的自衛権は行使できないとしていた内閣法制局を黙らせることにしたのです。
そして、こともあろうに、国会の審議もへず、憲法改正にかかわる、また国民にとって命にもかかわるような集団的自衛権行使容認」閣議決定で決めようとしているのです。
 
秘密保護法について
普通の国民には関係ないと安倍首相は発言していますが、秘密保護法について安倍首相がどんな補足説明を加えても、法律は条文(文言)がすべてです。またいったんできてしまった法律は戦前の軍機保護法のように、どんどん強化されていきます。
 
法律は国民を縛るものなのです。
反対に憲法は権力を縛るものなのです。国民を守ってくれるものなのです。
 
国民を守ってくれるその憲法を権力がいじくろうとしています。
 
安倍政権は、国民を縛る法律は厳しく、権力を縛る憲法をゆるくしようとしているのです。
 
日本国憲法の三つの柱は「国民主権基本的人権の尊重、平和主義」です。
そのどれも今、危うくなっているのです。
 
でもあきらめない!!!
 
今、全国で秘密保護法反対の国会請願署名が行われています。
どうか署名をお願いされることがあったら、ご協力をお願いします。
ひとつひとつに声を上げて、民主主義を守っていかないといけません。