ドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」の無料視聴 のお知らせ
ドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」がYou tubeで無料視聴できます。
期間限定で、今日3月11日~3月23日
ここで見れます。↓
私は去年の1月に藤沢で開かれた映画会で見ました。
そのときのブログです。ぜひこちらも読んでください。
しかし 双葉町の井戸川町長は、2012年の12月に不信任案が可決され、2013年の1月に町長を辞任しました。
騎西高校は唯一残った避難所として、2013年になっても160人の町民が暮らしていました。一方、福島県内では佐藤雄平知事、福島県立医大を中心に事故の被害を最小化するためのキャンペーンが張られ、「除染をするから帰還せよ」という政策がとられ続けてきた。井戸川町長はこの安易な帰還政策に反対し「チェルノブイリ基準」を示しながら「福島県内の多くの場所は、今なお人が住んではいけない汚染状況にある」と訴え続けた。すべては、目に見えない放射能から、子どもたちの未来を奪ってはならないという思いからでした。
行くところがなく、故郷に帰れる希望もないお年寄りたちが騎西高校を第二の故郷にしようとしていたとき、避難所が閉鎖され、ばらばらになっていきました。
「フタバから遠く離れて」の第二部が製作されるそうです。http://nuclearnation.jp/jp/
井戸川さんは、「フタバから遠く離れて」の中で、原発を誘致したことは誤った選択だったと言っていました。
藤沢での映画会のとき、井戸川さんから映画会に来た人たちにメッセージが届いていました。
詳しくはブログを読んでください。
(上に書いたURLです。)
ドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」の無料視聴は今日から3月23日までです。
震災から3年。
故郷を追われた人たちの苦しみはまだ続いています。
国は避難指示解除をして、住民を避難先からどんどん戻そうとしています。
でも避難指示解除区域が安全に住めるようになったわけでもなく、避難指示解除の条件は年間被ばく量が20mSvで、空間線量が3.80μSvなのです。
そういうところに子どもをつれて帰れるわけもなく、住宅のまわりにはもっと高い線量のところもあり、避難指示が解除されたところに戻らず、よそに行った場合、帰還に伴う追加賠償90万円ももらえず、また解除された地域の人たちには月10万円の補償も1年後には打ち切られることになるそうです。
避難指示解除になった地域に帰らない人は自主避難になり、補償も打ち切られるそうです。
あのような事故を起こして、国は補償もさっさと打ち切り、それで元のように原発に頼る政策に戻ろうとしている。
根本復興大臣は、避難指示解除というのは、インフラも整備し、ちゃんと住めるようになったところだなどとふざけたことを言っています。
インフラが整っても、放射能はどうなのか。原発事故とは、インフラが壊されただけではなく、目には見えないけど放射能がたくさんばらまかれたということをわかってないのか、放射能は見えないから無視しようとしているのか、ふざけた発言です。(NHKスペシャル 避難者13万人の選択)
PM2.5のように放射能で大気が汚れて見えたら、帰れ、というでしょうか。
ぜひ、映画を見てください。
国は忘れたい原発事故。
私たちが原発事故を忘れたら、どうなるでしょうか。
去年の藤沢の映画会は市民会館小ホール(400人)で半分くらいしか集まりませんでした。
藤沢中の人にみてもらいたい映画でした。
3月19日に、伊方町で 井戸川さんを招いて講演会が開かれます。
それについては続きを書きます。