解釈で憲法9条を壊すな!4.8大集会&デモ(1)

昨日の夜は日比谷野外音楽堂で「解釈で憲法9条を壊すな!4.8大集会&デモ」がありました。
安倍首相は何がなんでも日本を戦争のできる国にしようとしています。
たとえ自民党支持率がさがっても自分の政権のときに集団的自衛権行使容認して、憲法9条を紙っきれにしようとしています。
石破幹事長は集団的自衛権行使容認は選挙のときの公約だから、果たさないといけないと言っています。 
世論調査をみると民意とは大きく離れた公約です。
国民が望まないことを勝手にうたった公約です。
公約とは、国民が望んでいることを「やる」というのが真の公約ではないかと私は思います。
 
朝日新聞世論調査で、集団的自衛権行使容認に反対は昨年の調査(56%)から増えて63%になっています。(2014年4月7日の朝刊より)
「行使できるようにする」は29%。
 
憲法を変えない方がいいも昨年の52%から64%に増えています
「変える方がいい」は29%
 
集団的自衛権行使容認ついて昨年と大きくかわったのは男性だそうです。
特に20代男性は「行使できない立場を維持する」が58%から77%に。
男性40代と70歳以上も各47%から6割近くにふえている。
 
憲法9条についても、すべての性、年代で「変えない」が「変える」を上回っている。
 
戦争に巻き込まれるかもしれないという不安が高まってきたことを意味しています。
戦争に巻き込まれる不安を感じている人が88%もいます。
 
日本と密接な関係にある国が武力攻撃を受けたとき、それは日本への攻撃と同じとみなし、日本が直接攻撃されてないにもかかわらず、戦争をすることができる権利です。
 
昨夜の日比谷の集会は5000人の参加がありました。
私は秘密保護法廃止をめざす藤沢の会の仲間と8人で参加しました。
開場は5時半でしたが、4時半ごろには会場に着きました。
 
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開門前。
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たくさんの人が集まったので、開門が15分早まって、17時15分に開門。
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この集会では「戦争」「平和」ということを書いた幟やプラカードが目につきました。
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マスコミのカメラ↓ NHKの腕章をつけた記者もみかけました。
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大江健三郎さんのお話。
日本人の時代の精神がもっとも危ないときにきている。
戦争をしない、民主主義をまもるという時代の精神。
67年間続いてきた時代の精神を守るのは示威運動。デモンストレーション。声をあげるしかない。
次の時代を守るためのもっとも難しい仕事がこのデモの始まりだ。
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大江健三郎さんが話された「示威運動」とは。
 
夏目漱石が「こころ」を書いてから今年で100年になる。
夏目漱石はdemonstration を「示威運動」と訳した。 示威とは(気勢や威力を人に示すこと。)
しかしこの言葉は流行しなかった。それは日本に示威運動というものがなかったから。
 
夏目漱石は日本が見習うべき国のひとつはイギリスだと言った。
イギリスでは不満や危険を感じたりすると示威運動をする。
夏目漱石は、明治の終りに危ないものを感じ取っていた。
それから30年たって、大きな戦争がはじまり、日本は広島、長崎を体験した。
 
戦争に敗れて、日本は新しい方針を作った。それが新しい憲法
戦争をしない、民主主義を守るという時代の精神。
日本人はその新しい精神の中で生き始めた。
私はその時代の精神の中で生きてきたので、死ぬまでこの精神を守る。
 
いろんな犠牲を払ってできあがってきた時代の精神。67年間守り抜いてきた時代の精神を、今の政府は壊そうとしている。民主主義ではないやりかたで。
内閣で決議して。
しばらくたてば集団的自衛権を行使して、アジアで起きる戦争、世界に広がっていくかもしれない戦争に参加する。
 
私たちが守り抜いてきたものを民主主義ではない方法でぶち壊し、新しい体制に入ろうとしている。
 
私たちにできることはなにか。
それに抵抗して、次の10年、20年の日本の平和、民主主義を守る。時代を守る。アジアの民主主義を守る。
 
日本人の時代の精神がもっとも危ないときにきている。
戦争をしない、民主主義をまもるという時代の精神、67年間続いてきた時代を守るのは示威運動。デモンストレーション。
声をあげるしかない。
次の時代を守るためのもっとも難しい仕事がこのデモの始まりだ。
 
 
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                                                       to be continued (続きます)