(2)解釈で憲法9条を壊すな! 4.8大集会&デモ

4月9日更新の「解釈で憲法9条を壊すな! 4.8大集会&デモ(1)」 http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/18875175.html」の続きです。
 
「解釈で憲法9条を壊すな! 4.8大集会&デモ」 は18時からプレ企画各界諸団体からのショート・スピーチで始まりました。
 
↓「秘密保護法を考える市民の会」http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/76325-66c1.html 代表杉原浩司さんの訴え
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街頭シール投票の結果、集団的自衛権行使容認にも武器輸出にも圧倒的多数の人が反対。
 
↓平和を作り出す宗教者ネット http://ncc-j.org/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000838  宗教者の代表 日本山妙法寺 武田隆雄さん
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今回宗派を超えた宗教者の団体が参加しました。
日本山妙法寺 武田隆雄さんのお話。
石破自民党幹事長の5日のテレビ番組↓での発言に強く抗議する。
自衛隊員であっても命を守らないといけない。死んではいけない。
政治の基本は人が人を殺す戦争をしないこと。弱者を救済すること。
石破幹事長はすべての自衛隊員に謝罪してください。
宗教者は「集団的自衛権の行使は戦争です」と書いた横断幕を持って街頭に立って、祈り、訴えている。
明日(9日)、宗教者は国会に集まり、集団的自衛権行使容認に反対する集会を開く
平和への祈りを私たち宗教者は見える形で行動で示していく。
立正佼成会は安倍政権の進める集団的自衛権行使容認に懸念を表明し、3月10日首相官邸に出向き、理事長が集団的自衛権行使容認に反対の申し入れをした。
心の自由を奪う 心を統制する戦争国家に反対している。
宗教の違い、政党組織の違いを越えて、集団的自衛権行使容認反対の一点で共闘して、闘いましょう。
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<戦争絶滅受け合い法案>というのがあります。
これは20世紀のはじめにデンマークの陸軍大将であったフリッツ・フォルムという人が作った法律案です。
戦争行為の開始後または宣戦布告の効力が生じたる後、10時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として招集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実践に従わしむべし。
1.国家の元首。ただし君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
2.国家の元首の男性家族にして16歳に達せる者。
3.総理大臣、および国務大臣、並びに次官。
4.国民によって選出されたる立法部の男性代議士。ただし、戦争に反対の投票をなしたる者はこれを除く。
5.キリスト教または他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然と戦争に反対せざりし者。
 
この中の5番目。宗教界の指導者。この人たちはふだんから命の尊さを説いているわけだから、当然戦争には反対すべきだというわけです。
 
この法案は日本でも紹介されていますが、あまり知られていません。
宗教界の人たちも、もっともっと戦争反対の声をあげてもらいたいです。
 
↓プレ企画最後はTOKYO DEMOKRASY NETWORK 高橋若木さん
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若い世代が参加者の中に少ない。
若い世代がなぜ、少ないか。
多くの若者はいま、この時間は不安定な雇用の中で、消費税の増税されるなか 安倍政権の新自由主義の政策の中であえいでいる。
集団的自衛権だけでなく安倍政権全体に反対。
 
主催者あいさつ
↓実行委員会高田健さん
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今日は全国の多くのみなさんが注目している中で開かれている。
安倍内閣憲法改悪に反対する多くの世論の前に自らの野望である改憲が非常に困難に直面していることを顧みないで
積極的平和主義というまやかしを唱えながら、
首相の私的諮問機関にすぎない安保法制懇の報告書を口実にして憲法を変えることでこの国を憲法9条に反する戦争する国にしようとしている。
昨年来の臨時国会で、国会での多数議席の力をふりかざし
国会安全保障会議設置法 秘密保護法を強行した安倍政権は
その後、安全保障戦略や防衛大綱を制定して、
長年にわたって日本の国是としてきた武器輸出三原則を破壊して
戦争する国への歩みを進めている
いよいよ集団的自衛権の解釈変更に乗り出そうとしている。
安倍内閣の方針は世論や与党内からも噴出する批判の前で二転三転している。
集団的自衛権の限定容認なるとんでもないペテンを使うことによって、何がなんでも歴代政権の憲法解釈を変更しようとしている。
たとえ限定的であれ、憲法解釈の根本的転換であることはいうまでもない。
最近の幹事長の言を待つまでもなくいったんこの変更を許せば、日本がグローバルな範囲戦争する国になることは時間の問題。
明文改憲の準備として、許しがたいことに本日衆議院改憲手続法の改正案が出されたことも見逃すことはできない。
今、この国の平和主義は歴史的な岐路に立たされている。
安倍政権の危険な企てを断じて許すわけにはいかない。
さまざまな新聞などの世論調査をみても、私たちのこの主張は圧倒的多数。
 私たちは民衆の声に依拠して、全力でさらに世論をもりあげ、安倍政権を包囲しなければならない。
本日の集会の実行委員会には短期間の間に大小128の団体が呼びかけ賛同団体として参加。
 今日の集会を成功させ、これからこの実行委員会がどのような方針をとるか、この直後に検討する予定。
4月22日 午後6時 衆議院第二議員会館前に集まって
安保法制懇の危険な企てに抗議する集会を開催する。
本日の集会を成功させ、全国各地での行動をつみあげながら、国会前行動に再び、結集してください。
会場内外に集まったこの大きな力をさらにさらにいっそう大きな運動に作り上げたい。
この運動はこの国とアジアにおける子子孫孫の代まで平和への挑戦を社会に残す歴史的な仕事であり課題だと思う。
安倍政権による戦争する国への道を阻止しましょう。
 
 
続いて政党代表の挨拶がありました。
生活の党元衆議院議員 三宅雪子さん
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次は大江健三郎さんのスピーチ。
これは昨日のブログに載せましたので、そちらを見てください。
 
また政党代表のスピーチ、大江健三郎さんのスピーチはふじさわ9条の会のHPに動画があります。
 
脱原発カメラマン秋山さんがここでも活躍されています。↓
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次の連帯挨拶もふじさわ9条の会のHP http://hws2.spaaqs.ne.jp/fujisawa9jo/katudouhoukoku/katudouhoukoku.html で動画が見れます。
 
連帯挨拶
<<「秘密保護法廃止へ!実行委員会 白石孝さんのお話。>>
戦争ができる国を作らせないために、秘密保護法は実施をさせないために全国で進めている。
草の根の声が回りに届き、それが国会に届くよう。
「秘密保護法廃止へ!実行委員会」より 国際シンポジュームのお知らせ
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ハルペリン氏はキッシンジャーの側近。日本の秘密法はおかしいと言っている、国際シンポジューム
ストップ秘密保護法のサイトhttp://www.himituho.com/ に詳細なスケジュールが出ている。
 
毎月6の日 国会での行動を予定している。次は6月6日
絶対秘密保護法は実施させない。
無名のひとりひとりが立ち上がることが大事。
 
<<戦争をさせない1000人委員会から清水雅彦さんのお話。>>
 
 委員会アピール→http://www.anti-war.info/appeal/ 
 
1000人というのは正確に1000人ではなく、「多い」という意味。
HPをみてください。
参加、賛同してください。
戦争をさせない全国署名をしているので、署名活動もお願いします。
中央で作ったけど、全国各地で1000人会を作ってください。
4月12日には北海道で戦争させない北海道委員会が結成されます。
 
集団的自衛権解禁問題は、アメリカについて戦争にいくということだけではなく、安倍さんは集団的自衛権行使ができるようになるということはアメリ
安倍政権のもとで秘密法は成立したけど、安倍政権を倒さないといけない。
 
<<日本弁護士連合会憲法委員会 伊藤真さんのお話。>>
憲法9条を守っていきた64%
集団的自衛権を行使しない。今の状態を維持する63%
日本弁護士連合会は、この憲法のもとで集団的自衛権行使を容認することは許さない。
日本は、憲法立憲主義恒久平和主義を
平和国家というブランドをきずきあげてきた。
最高のブランド価値は平和憲法憲法9条
政府の解釈によって壊してしまっていいわけがない。壊してしまうのは一瞬。
集団的自衛権の行使を認めてしまうのは、この国がほかの国の戦争にまきこまれてしまう。
再び加害者にも被害者にもならないという決意でこの憲法を作った。
政府の行為によってふたたび戦争の惨禍がおこることのないようにすることを決意して、この憲法を制定した。
解釈変更という暴走によって、日本が戦争のできる国になるのを止めないといけない。
それを止めるのは私たちの市民の力。私たちにはその責任があるし、それができる。
次の世代に平和憲法、平和国家としての日本というブランド価値を引き継いでいく使命がある。
憲法が私たちに主体的に生きる覚悟があるのかを突き付けている。
連帯の力を確信し、思いを結集して私たちひとりひとりが主体的に行動する。
集団的自衛権を認めるような解釈は絶対に認めない。
政府に戦争をさせないという一点で結集しましょう。
 
各界の諸団体からのショート・スピーチ
 
<<イラク戦争の検証を求めるネットワーク 谷山博史さんのお話。>>
政府にイラク戦争の検証させるために2008年に設立された。
民主党イラク戦争を検証をする方針をもっていたが
安倍政権は検証しないといっている。
イギリスは特別検証委員会を作ってイラク戦争を検証した。
それがシリア攻撃をとどまらせた。
検証をしない国はまた戦争をする。
 
集団的自衛権を行使するということはアメリカの戦争に協力すること。
アメリカの戦争に協力することは侵略戦争に加担することもありうる。
ひとたび集団的自衛権を許してしまえばアメリカの要求はどんどんエスカレートしていくについていくことになる。
戦争というものは現実。想像力をもって、勇気をもって、ひとりでも多くの人が反対の声をあげるようにしていきましょう。
 
<<日本出版労働組合連合会 小日向芳子さんのお話。>>
出版、言論表現の自由を守ろう。
教育基本法改悪反対のときから、憲法改悪に反対をお茶の水駅頭で訴えている。
憲法が変わったらどうなる? という独自のチラシを
出版労連HPの中の平和憲法特別委員会のブログに載せているのでみてください。→ http://heiwakenpo.seesaa.net/
 
雨宮処凛 現役の大学生、高校生も参加
日本を戦争する国にしないためにともにがんばりましょう。
 
集会の最後はアピール提案。内村愛以子さん↓
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集会アピール案 ↓ イメージ 10
 
参加者一同拍手。
 
この後デモ行進にうつりました。
 
          to be continued (もう一回続きます)
長いブログを読んでくださってありがとうございます。