安保法制懇報告から一夜明けて、新聞読み比べ

「安保法制懇「報告書」はいらない!5・15緊急国会行動 」から一夜明けて、今朝新聞を買いに行きました。
私の家は朝日新聞をとっているので、東京新聞毎日新聞、神奈川新聞、読売新聞をコンビニに行って買ってきました。
一面はどれも安倍首相の記者会見。 新聞の写真の右下にカーソルをあてると拡大マークが出ますので、大きくしてみてください。
 
政権は戦争できる国に舵を切ろうとしてる。首相の暴走が止まらない。
街の人の意見は「わからない」が多かった。
わからないではすまない。憲法9条を失ってから気づいても遅いのに。
どの新聞も(読売以外)、立憲主義の危機、憲法が骨抜きにされる、平和国家の危機を伝えている。戦争という言葉が現実味を帯びてきている。
 
朝日新聞一面
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集団的自衛権行使へ検討
         首相が「基本的方向性」 専守防衛、大きく転換
         公明代表は慎重な姿勢
         最後の歯止め 外すのか 政治部長 立松 朗 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11137654.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11137654 (全部読むには、無料会員登録が必要)
             安倍首相は憲法という歯止めを外そうとしている。
第二面 もつれた糸引きちぎる暴走 石川健治東大教授(憲法学)
     憲法の根幹 骨抜きに 
第三面 見えない外交戦略
     自己愛に徹した歴史認識五百旗頭真 熊本県立大理事長)
第四面 公明、平和の党是の正念場
社説・・・・集団的自衛権 戦争に必要最小限はない
                  自衛権の行使=戦争
                  見過ごせぬ2重基準
                  9条のたがをはずぬな
第38面  遠のく憲法守る政治  官邸前 2千人抗議
第39面  近づく 戦争できる国
       
 
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「戦地に国民」への道
         解釈改憲検討 首相が表明
         官邸前の抗議の写真入り 平和憲法守れ!
         事実上の閣議決定宣言
         大戦の悔恨 忘れるな  論説主幹 山田哲夫
第二面    行使容認 歯止めなし  
第三面    解釈改憲へ首相独走 臨時国会前 閣議決定譲らず 
        公明反発 自民にも慎重論
        立憲主義 答えず        
 
社説・・・・行使ありきの危うさ  http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014051602000164.html
             大国の介入を正当化
             正統性なき私的機関
             守るべきは平和主義
こちら特報部 日本の武器は9条
29面 平和岐路 今こそ声 集団的自衛権
 
神奈川新聞一面
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解釈変更 検討指示
          専守防衛逸脱の恐れ
          憲法軽視の危うさ  論説主幹 中嶌 弘孝
第二面  集団的自衛権 「容認ありき」鮮明に 正面突破に増す危うさ
第23面  論説 特報 集団的自衛権を考える  平和憲法、なぜ捨てる
         社説・・・為政者は謙虚な議論を http://www.kanaloco.jp/article/71412/cms_id/81059
第24面  情念ので突き進む  自信満々に持論展開
第25面  国の変容 危機感   瀬戸際の法治国家
      官邸前 県民ら2000人抗議 暴走を止めたい。
 
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集団的自衛権 容認を指示
         首相、解釈変更に意欲 戦後安保の転換点
         これでは筋が通らぬ・・・・末次省三 政治部長
         安倍首相の集団的自衛権容認指示は祖父以来の宿願。
第二面  かすむ立憲主義   解釈変更ありき
第三面  反発緩和に「限定」  行使拡大の懸念
      閣議決定 夏にも 
      公明、慎重姿勢崩さず 
第五面  祖父以来の宿願
         9条解釈の180度転換だ
         本質そらす首相の会見
26面、 「不戦」大きな岐路 
27面  危険な任務現実に 自衛隊員ら懸念
     官邸前抗議集会 反対2000人が参加
        
        
読売新聞一面
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集団的自衛権 限定容認へ協議
           憲法解釈見直し 来月閣議決定めざす
         吉田茂ならどうする  永原 伸 政治部長
第二面  平和主義重ねて強調
第三面  首相「国民の命守る」 
      自民、公明説得に全力
社説  日本存立へ行使「限定容認」せよ グレーゾーン事態法制も重要だ
      
第三面 集団的自衛権与党協議に参加する顔ぶれ
         自民党・・高村、石破、中谷 岩屋、山本順三 記録係 佐藤正久
         公明党・・北側、井上 上田 西田        記録係 遠山清彦
         維、み 報告書を歓迎 民主意見集約遅れ
第38面 防衛の最前線 歓迎 
     集団的自衛権慎重対応求める声も。
 
読売新聞には昨日の官邸前抗議集会の記事は一行もない。
 
私は昨日、官邸前で読売新聞からインタビューされた。日本国憲法9条は、国際紛争を解決する手段に武力の行使を禁じている。集団滝自衛権行使は憲法9条に反している」と言ったけど、あの記者はメモもとらずに私の話を聞いていた。
彼は何しに来たのか。昨日の官邸前に取材に来たのに、一行も書けなくて、良識あるジャーナリストならむなしい気持ちにならなかっただろうか。
その記者に、読売新聞は読者数が一番多いのだから、ちゃんと伝えてほしい、と言ったのに何も伝えられていないのには驚いた。
 
読売新聞の読者は、昨日、国会前には2000人も人が安倍首相、やめろの声をあげ、戦争する国反対の声をあげていたことを知らない。
 
 
いよいよ与党間で、集団的自衛権についての協議が始まります。
各紙、公明党が慎重姿勢を崩していないと書いてあります。
公明党の支持母体創価学会は「妥協するな」
平和の党」公明党が、本物か看板だけか、その答えがまもなく出る、と東京新聞のWEBニュースにも書いてありました。
 
公明党に最後まで集団的自衛権行使に反対を貫くよう、政権離脱も覚悟で、憲法9条を守るよう、戦争する国への道にストップをかけるよう、どんどんFAXしましょう。
今、私たちのできることはそれしかありません。
 
公明党幹部の FAX番号】
(先頭に 184 を付けると、発信人非通知になります)
山口那津男  代表           184-03-6551-0806
北側一雄   副代表                    184-03-3508-3533
井上義久   幹事長                    184-03-3508-3354
石井啓一   政調会長                  184-03-3508-3229
太田昭宏   全国代表者会議議長      184-03-3508-3519
漆原良夫   国対委員長                184-03-3508-7149
斎藤鉄夫   幹事長代行                184-03-3501-5524
高木陽介   選対委員長                184-03-5251-3685
魚住裕一郎  参議院会長      184-03-6551-0326
上田勇    政調会長代理       184-03-3508-3234
・西田実仁   参院幹事長         184-03-6551-1005
 
北側、井上、上田、西田 は与党協議に参加するメンバー
 
文例などは5月15日のブログを見てください。↓