(続)戦争させない9条壊すな総がかり行動 2014.9.4

「戦争させない・9条こわすな総がかり行動 2014.9.4」の続きです。

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怒りがあるとどんどん元気になる。
8月6日 私は広島にいた。式典ではなく、式典のあと、
もう一回、反核を叫ぼう、平和を心に刻みつけよう、福島と連帯しようとする被爆者の集会に参加した。
高齢の被曝をされた方が「私たちは1945年のあの日から生きたい、生きたいと願いながら、生きることの叶わなかった人々の命をもらって今、ここにいる。
だから存在をかけて命を、本当の意味での暮らしを語っていきたい。
ひとりでも多くの方にお伝えください、と言われた。しっかり受け止めていきたい。

一方ではその日の午前中、広島ではコピペの首相。長崎ではもっと長いコピペをした。
被曝者の方の集団的自衛権の行使はどうしても納得できない、という心からの叫びに答えた言葉は「見解の相違です」
本当にふざんけんな、と思いますよね。
こんなに大勢の人が心をこめて自分の言葉で闘おうととしている時に、コピペをしたり 見解の相違です、と言える人がこの国のトップにいることが悔しくて、悔しくてたまりません。

沖縄では11月の知事選を前に後戻りはできないという実績を作っちゃおうというあの感覚でしょう。
問答無用のボーリングを始めた。
沖合で反対をする市民に向けられているのは機関砲。
なにが国民の安全と命のためだよ。こっちに向けているんですよ、彼らは。
このことにももっと怒りの声をあげたい。

国民の命と安全だという言葉を使うなよ。
あんたに言われたくないよ。
彼らのやっていることこそ民主主義に対するテロリズムではないか。

盲導犬は賢い不服従という能力をもっている。
私たちもここで賢い不服従を貫いていきましょう。

私は長い間、女性議員の数が少なすぎるといい続けてきました。
しかし、こんな好戦的な女性議員はいらない。
もちろん好戦的な男性議員もけっとばせ!

新しい秋がきました。
賢い不服従をきっちり自分の素手でにぎって、反対しましょう。
なんでヘイトスピーチとデモをいっしょにするのか。
国民の市民の意思を表現することまでごっちゃにするなよ。
あえて、誤解するなよ。

去年の12月の秘密保護法で知る権利を縛り、今度は表現する権利を縛ろうとする。
だれが従うか!だれが服従するか。

賢い不服従を貫いていきましょう。


カンパの訴え 菱山南帆子さん (解釈で憲法9条を壊すな、実行委員会)
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この集会に向けてこの一か月間、街中で街頭宣言をしてきました、
250人以上の仲間が、ツイッターやFBを見て、集まり、400筆以上の署名を集めた。
私たちを恐れた、国会デモ規制というとんでもない弾圧をしようとしたが、私たちの反対の声を恐れて、撤回しました。
街中から国会へ、規制しきれないほどの大きな闘いを作り出していこうではありませんか。
安倍首相の戦争への決意は強いけれど、私たちの平和に向けた思いはもっともっと強い。

これからのたくさんの集会やデモを行わないといけないのですが、たくさんのお金が必要です。
この集会もみなさんのカンパでなりたっている。


参加の国会議員
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国会議員
民主党 荒井聡氏、 共産党 志位和夫氏 民主党 吉田忠智氏 の話があった。 

民主党、しっかりしろ~の声が後ろから聞こえた。


山岸良太さん(日本弁護士連合会憲法問題対策本部本部長代行)
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弁護士会では基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを目的にして活動している。
52の弁護士会 すべての会員が集団的自衛権の行使容認の閣議決定とう暴挙に反対し、撤回を求めることで一致団結して行動している。
戦争を放棄して、世界にさきがけた平和国家、平和憲法を持っている日本が、ほかの国に行って戦争できるという解釈になるはずがない。
解釈によって、歴代内閣が集団的自衛権は行使できないということを一瞬のうちに変えてしまった。こんなことができるなら、どんな立派なことが憲法に書いてあってもただちに変えられてしまう。こういうことになってしまう。
特定秘密保護法ができて、国民の知る権利が危うくなる。
これで集団的自衛権行使容認があったら、今後どうなってしまうのだろう。 制限があるとかいってもそのことがちゃんと機能するのか、ひみつになってしまったら機能する材料もない、と心配している。

10月8日にこの野音で、大きな集会をもって、集団的自衛権行使に反対する集会をしようと思っているいっしょに集団的行使容認を撤回させましょう。

立憲デモクラシーの会から 中野晃一上智大学教授
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立憲デモクラシーは、憲法学者政治学者など大学の教授などを集めた集まり。
共同代表は山口二郎さん、奥平やすひろさん

安倍政権が集団的自衛権容認に向けて解釈改憲を狙っているというので、議論や言説で戦う準備をしていたが、ほとんど出番はなかった。
議論も言説も何もななかった。
そうわけで今日、ここにきている。
とはいっても言説で戦うこということも必要なので11月7日 早稲田大学でシンポジュームを行う。 
18時30分から。

安倍さんは内閣改造をして、日本を取り戻す闘いの第二幕が始まりますと言った。本当に腹がたつ。
だれから日本を取り戻すのか。だれに対する戦いなのか。私たちに対する闘いだと思います。

私たちには親やおじいちゃんから譲りうけた権力も利権はない。
ともに狂信的なイデオロギーを抱くような特権階級もお仲間もいない。
日本国憲法がある。 9条があります。
私たちが主権者なのである。
この総がかり行動が終わったら仕事に戻り、子や孫を育て、友達と話し、考え悩むことと思う。
また集まりましょう。
新しい仲間を連れて、立憲デモクラシーを守るために、ともに闘いましょう。


沖縄から 高良 鉄美さん(琉球大学法科大学院教授)
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那覇高校を3月に卒業して、5月15日に沖縄県になった。
そのとき首相は沖縄の復帰が終わらない限り、日本の戦後は終わらないと言った人。
安倍さんのおじいさんの弟。
しかし沖縄の戦後は終わってない。そのまま戦後が続いている。それどころか、日本が戦前になりそうだ。

そのとき、パスポートと呼ばれる身分証明書を持って、東京に受験にきた。
5月15日というのは、日本国憲法が適用された。
米軍はいなくなると思った。平和な世の中になると信じていた。
美しき誤解だった。まったくの誤解だった。

復帰のときに、当時の政権が行ったことは、復帰はだめにしてはいけない。
とりあえず復帰して、それから米軍基地を減らそう。
衆議院ではそういう決議がされた。速やかな基地の整理縮小をしよう。42年前。
43年かかって0、何パーセントは減った。これを縮小というのでほうか。

これ、見えますか? 「憲法手帳」とかいてあります。
42年前、沖縄復帰したとき、5月15日に発行した。日本国憲法が書いてある。
沖縄が復帰したのは日本国憲法があるから。
大事にしましょう。絶対に守らないといけない。

辺野古の状況。一言、「恥ずかしくないですか?」という沖縄の言葉(聞き取れず)
沖縄の世論の8割が中止してくれと言っているのを強行にやっている。
かえってアメリカの方が大丈夫ですか、と止めにはいりそうな雰囲気が出そう。

今の憲法の問題。道はいろいろあるかもしれない。
人の道は破ったらいけないかもしれないが、戦争の道は破らないといけない。
広辞苑をみたら道を破る といういい言葉ある。
「道破」
それは、 最後まで正しいと思うことを思いきっていうこと。
これを私たちはやっていかないといけない。
9条は守っていかないといけない。
集団的自衛権行使は間違っていますよ、ということを言っていかないといけない。
私たちが正しい声をあげていかないといけない。

沖縄の辺野古の状況は、みんな一生懸命集まってきている
普天間辺野古の距離は直線距離で40キロ足らず。
なんとなく遠いみたいだけど、騒音が、危険な飛行場が40キロのところにまたできる。
また世界一危険な基地がまたできる。軍港まで作るという。

辺野古にはまだ何もできていない。
ボーリングがやったけど、まだ基地の形すら見えていない。
今、止める。絶対に止める。

沖縄から金城実さん 彫刻家 靖国訴訟原告団団長
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沖縄の人間が今の日本政府をどうみるか。
秘密保護法、集団的自衛権が発令されたとき、沖縄の人間の頭をよぎったことは、軍隊は住民を守らないということ。
チリチリがま 84人が殺された。
もっとも象徴的なのが対馬丸を日本の軍隊の前に弾除けさせた。
魚雷があるかどうかを試させるために10をすぎないような子どもたちを殺させた。
それが沖縄から見える集団的自衛権
それなのに、安倍のばか野郎は外国にいる年よりや子どもたちを運搬するなどと言ってるが、ばかなことを言うな。
絶対に国民を守らない。

親父は、私が一才にならないうちに熊本連隊に召集され、犬死にした。
犬死にした多くが靖国に祀られてありがとう、だと。
靖国が待っている。
歴史は過去のものではなく、未来が待っている。
過ぎ去ってから泣くな。
沖縄の人間は見ている。集団的自衛権がなんであるか、見ている。
沖縄は小さい。0.6% そこの74%に基地がある。
小さい、小さいとばかにするけど、小さいありを取ってのめるか?
権力いつかは命をとるぞということわざ。

みなさん、頑張りましょう。

志葉 玲さん ガザ地区の現状報告
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来週、10日と11日に都内で報告会をするので、HPで確認してください。
ガザでは1143人殺された。3分の1が子ども。
残酷なので、日本のテレビや新聞は伝えない。確かに残酷です。

なぜ子どもたちはこのように殺されなくてはいけないのか。
ハマスが悪いのか、イスラエルが悪いのか。
一番悪いのは日本を含む国際社会が悪い。
これまで何度もガザで虐殺が繰り返されてきたのに、戦争責任を追及しなかった国際社会が悪い。
戦争責任を追及することが必要です。
これ以上虐殺を許してはいけない。
そのような意識を国際社会が共有することが必要で
それが日本の平和につながる。
集団的自衛権を容認することではなく、
9条を持つ日本が世界に向かって平和を広げていく。そのことが必要ではないか。


このほか、北海道からは戦争させない北海道委員会 調布市からは憲法ひろばからの発言がありました。

閉会の挨拶 高田健さん
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「戦争させにない委員会」と「解釈で憲法9条こわすな実行委員会」が呼びかけた「戦争させない9条こわすな総がかり行動」は5500人、会場の中と外で大勢の仲間が集まった。大きく成功。

この集会は、集団的自衛権行使の閣議決定を強行し、
戦争する国へと進む安倍内閣に怒りをもやし、これを退陣に追い込むをことを決意しているすべての団体、個人が文字通り、総がかりということで結集した画期的な行動となったとおもう。

安倍政権は6月30日、7月1日の官邸前行動や、集団的自衛権行使に反対する世論の高まりを恐れて、集団的自衛権を具体化するための戦争関連法案の国会審議を来年の通常国会に先延ばししながら、それも一括法案などということをちらつかせながら、
一方では、沖縄の辺野古新基地建設を暴力的に強行し、
また、年内には、日米安保ガイドラインの改定を強行しようとしている。
グローバルな規模で米軍と政界が一体となって、戦争を進めるためのものであって
戦争法制準備の先取りだと思う。

私たちが直面している秋の情勢は極めて重大。
日本弁護士連合会などさまざまな人が 秋の行動を準備している
臨時国会の開会時には
さまざまな課題を抱えた市民運動や、労働運動が
国会包囲の安倍内閣の暴走を認めないというヒューマンチェーンの準備も始まった。
いまこそ多用な運動が多用な戦いをおこして、世論を形成しなければいけない時だと思う。

私たちは本日の総がかり行動をさらに大きくして、戦争する国に反対し、憲法9条を壊さない闘い。
安倍内閣の暴走を許さず、退陣を求める闘いを全国で起こしたい。

11月16日には沖縄の県知事選挙がある。
私たちは、安倍内閣と対決し、沖縄の人たちの切実な願いである基地撤去の戦いに連帯して、
11月11日(火)に総がかり行動の第二波として国会包囲行動を提示したいと思う。
再度みなさんの結集を呼びかけたい。
あわせて、この秋の日米ガイドライン改定に反対する決意を示したい。

戦争させない! 9条壊すな! 安倍はやめろ!
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銀座方面にデモに出発  19時30分ころ

集団的自衛権」行使容認反対! 
戦争関連法案成立を阻止しよう!
憲法違反の閣議決定を撤回させよう
日米ガイドライン改定絶対反対
自衛隊の海外派兵・武力行使反対!
憲法破壊の安倍政権を退陣させよう!

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東電本社前では、「原発再稼働反対!」 「東電はちゃんと賠償しろ!」 「東電は責任をとれ」
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脱原発カメラマンの秋山理央さんが今日もいた!
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デモのゴールで高田健さん  到着は20時半ごろ  「みなさん ごくろうさん」
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若い人のドラム隊
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解散後にドラム隊の人がいて、写真を撮らせてもらった。
 
ふじさわ9条の会のHPには動画もまじえての報告が載っていますので、そちらの方も見てください。↓