11.6秘密保護法施行するな!院内集会&緊急議員アンケート行動

昨日11月6日は「11.6秘密保護法施行するな!院内集会&緊急議員アンケート行動」でした。
この日の院内集会には約100人の参加がありました。
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12月10日に秘密保護法が施行されようとしています。
社民党共産党と糸数氏と山本太郎氏が6月に廃止法案を共同提出しましたが、なんといっても数が少ない。
私たちはこの法律の廃止を求めていますが、まずは12月10日施行させない。
 
10月29日に全議員にアンケート配布行動がありました。
今回「秘密保護法廃止へ!実行委員会」が行った全議員へのアンケート
(1)「秘密保護法」廃止法案の提出に賛同し、法案に賛成する。
(2)12月10日の施行を延期して、運用基準のみならず法律本体を抜本的に見直す
(3)12月10日の施行を延期して、運用基準を抜本的に見直す
(4)12月10日の施行を延期して、運用基準を部分的に見直す
(5)法律も運用基準も問題はなく、このまま12月10日に施行すべきである
(6)その他(                )
 
このいずれかに○をつけてもらうアンケートです。
 
                                           司会の高田健さん
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安倍政権が12月10日施行すると決めた秘密保護法にずっと反対してきたが、今日6日は街頭の行動ではなく院内集会とアンケート行動。
安倍政権に抗議しながら、12月10日の施行に反対する運動をしていきたい。
 
海渡弁護士↓
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会合の目的は、秘密保護法について各議員がどんな意見を持っているかを調べるアンケートを出してあるが、返事が戻ってきたのは36人。
まだ戻ってきていない返事をもらいに行く。
 
秘密保護法の問題点。
法律の別表、運用基準ができても内容はよくわかない。恣意的な秘密指定の危険性はなんら解消されていない。
①秘密保護法の中に違法、不当な内容は秘密指定にしてはいけなということを書き込むように求めてきたが、そういう形になっていない。
ツワネ原則の中にはこういうことを秘密にしてはいけないと書いてある。
②法令違反を隠蔽するために秘密指定にしてはいけない。役人自身が意図を持ってしてはいけないと書いてあるが、たまたま指定してしまうこともあると読める。一応運用基準は変えた。行政行為により違法行為は特定秘密にしてはいけない、という条項がはいった。
こういうことが入ってることによって、勇気のあるジャーナリストや市民が政府の違法行為を暴こうとして捕まったときの助けになる。しかし、これは必ず無罪になるかというとその保証はない。法律に書いてあれば無罪になるがそうはならなかった。
③特定ひみつを最終的に公開していくための確実な法律制度というものがない。60年たっても例外がいっぱい残る。
④政府の恣意的な秘密指定を防ぐためには、すべの特定秘密にアクセスできる独立した第三者機関が必要だ。しかし、こういうものができなかった。
特定秘密を指定していく機関に戻っていくスタッフを第三者機関の中心部分にいれてはいけなかった。
⑤運用基準において、内部通報制度が作られたけど、直接独立公文書管理監に行ってはいけない。まず行政機関の内部でやりなさい。特定秘密を作っているところに、この指定はおかしいなどと言えるわけがない。直接、マスコミなんかにだしたら、それだけでダメ。
国会にできた監視委員会にも言うことができない。ここに通報したらアウト。
独立公文書管理監に出すときも、秘密文書をそのまま出してはいけない。要約して持って行かないといけない。
⑥適正評価制度は評価対象者の、家族の国籍、精神科の受信歴、飲酒の程度までも調査する。
公安警察に委託するのではないか。監視社会になっていく。
⑦刑事裁判で証拠開示命令がだされると、秘密指定が解除される。しかし、最終的に証拠開示を命ずるかどうかは裁判所の判断。勇気ある裁判官がどれだけいるか。勇気ある裁判官がいなければ、秘密のまま裁判が行われる。弁護士が秘密をもらすと危険なことが起こりかねない。暗黒裁判になるようなことになる。
⑧ジャーナリストや市民を刑罰の対象にしてはいけない。このことはモートンハルペリンさんもすごく強調していたが、今回の法律ではジャーナリストや市民活動家を狙いうちするような規定をわざわざいれている。国連の自由権規約委員会からも指摘されている。
 
私たちは廃止するしかないと思っているけど、政府は12月10日施行すると言っている。
この前の国会で共産党社民党糸数慶子さん、山本太郎さんで廃止法案を提出した。
もっとたくさんの政党に枠を広げてやりたい。

民主党の中にも廃止法案に賛成している人もいるが、アンケート(2)の「12月10日の施行を延期して、運用基準のみならず法律本体を抜本的に見直す」これに○をつけた人がかなりいる。

私たちの気持ちは廃止であるが、この厳しい国会の中で、施行延期する、施行されない状態を作る。そのような仕掛けをしていくことは十分ありうる。
民主党全体が施行延期でまとまるなら、生活の党もまとまるでしょう。
こうやってゆさぶりをかけていけば、公明党の中でにも動揺している人がいる。
廃止法案をだせなければ延期でいいではないか、と議員に訴えていく。
 
11月10日アンケート結果を公開。記者会見で。
12月6日に秘密保護法廃止を求める大集会。日比谷野音にて。
 
11月18日 国会正門前行動。
私たちは安倍さんの悪行を忘れてないぞ。
 
とにかく黙らない。私たちは屈しない。委縮しない。
みなさんいっしょにやりましょう。
 
国会議員からのアピール
参院議員の仁比聡平氏(共産)↓
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衆院議員の近藤昭一氏(民主)
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いよいよ迫ってまいりましたね。暗黒時代が。
盛り上がっていきましょう!
秘密5年間が30年まで延長できて、やむを得ない場合は60年まで秘密にできる。
なんでもありじゃないか。
世界中の独裁者たちがうらやむこの悪法。
わくわくしていきましょう。これをどうやって変えていけるか。
 
衆議院議員生活の党宮本雪子氏秘書
国会議員辻元清美氏の秘書、糸数慶子氏の秘書 阿部ともこ氏の秘書の方々も参加。
 
議員の挨拶終了後、全国から集められた廃止を求める請願署名約41985筆(第3期目の分)を渡しました。春からの分を合わせると559,463筆になったそうです
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アンケートの締め切りが11月5日だったのですが、返事のない議員のところに院内集会のあと、手分けして回りました。
このアンケート行動には30人が参加。
藤沢から参加の私たちは3人は5人のグループになって、参議院議員40数名を二手に分かれて、まわりました。
民主党、維新の党 みんなの党 改革の党の議員の部屋をまわりました。
アンケートの存在すら知らない秘書の方もいて、その場でアンケートの回収ができたのはひとりでしたが、
11月10日の記者会見までにアンケートをFAXで送ってほしいということを伝えました。
 
秘密保護法の施行をするな!11月12月行動へ
去年の12月6日たくさんの市民が国会周辺に集まって、秘密保護法反対を訴えたとき、安倍首相は国民はすぐに忘れる、と言いました。
私たちは決して忘れない。
集まりましょう。
11月18日(火) 秘密保護法施行するな!国会正門前行動
        12時~13時 ところ 国会正門前
11月18日(火)秘密保護法準備室抗議行動
        13時15分~  ところ 官邸前集合
 
強行採決から1年 秘密保護法施行するな!12.6大集会
12月6日(土) 13時50分開始~15時30分 集会 (13時30分開場)
          16時 銀座デモ
          ところ 日比谷野外音楽堂
         共催:「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
             秘密法に反対する全国ネットワーク
        連絡先 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
 
秘密法に反対する全国ネット交流会
   懇親会 12月6日(土)夜18時~21時 文教区民センター3A
   交流会 12月7日(日)午前9時~15時 全専売ホール
 
12月10日にも大集会があります。詳しくは11月11日にチラシができるそうです。