7.26国会包囲(3) ゲストスピーチ(連帯のあいさつ 沖縄 立憲デモクラシー 日弁連)

7.26国会包囲(1)http://blogs.yahoo.co.jp/mknony0623/20219423.html ~(5)
(2)の続きです。
 
連帯のあいさつ
 
一坪反戦地主会名護出身の青木さん
沖縄名護の出身です。
今、みなさんご承知の通りキャンプシュワブの前で市民が素手で権力と立ち向かって、抗議行動を行って、
今日で185日になる。
シュワブのゲート前での機動隊および県警による強制排除、暴力による弾圧は目にあまるものがある。
そしてなお辺野古の海 大浦湾では抗議す船、カヌーを沈没させ、海に掘り出された人の襟首をつかんで海に沈めるということが
海上保安庁の名のもとで行われている
このような暴力を許すことができない。
昨年のすべての選挙ですべての民意において、明確に辺野古の基地、NOといった  名護市長選 市議会選 県知事選、衆議院選 すべての民意において。
それなのに安倍政権は弾圧を伴って、沖縄の民意を踏みにじっている
許しがたいです。
 
沖縄の仲間とともにまだまだ希望を捨てずに 絶対に辺野古に基地を作らせない
 
翁長知事をささえ 名護市長とともに
沖縄の辺野古の基地を作らせないための行動をお願いします。
 
そしてなお私たちはこの間の沖縄に対する侮蔑、沖縄の人権は ほかの都道府県と同じく守られていますか?
沖縄に対する弾圧、蔑視、侮辱 私たちはそれを許せません。
ここにお集まりのみなさんとともに沖縄の辺野古の基地をゆるさない戦い
そしてなによりも米軍基地と対峙させられている沖縄は
戦争法案に対する反対は身に染みている
沖縄の地上戦において、どれだけ軍隊によって、沖縄の人々の命が奪われたか
私たちは決して忘れません。
戦争法案反対、辺野古新基地建設反対
みなさんとともに連帯をつよめて戦っていいきましょう。
 
9月12日 辺野古の基地を許さない国会包囲行動が予定されています。
この国会包囲行動に ひとりでも多くの人が参加され
沖縄とともに戦いぬく行為をやってくださるよう心からお願いします。
 
 
立憲デモクラシーの会 山口二郎さん 法政大学教授
先月の国会包囲で、安倍首相を返り討ちにしてやろうと言ったが、あのときは願望だった。
それから一か月。まさにみなさんがこうやって国会の前に集まる。いろんな地域が動く。
世論が作られ、強行採決のあと、内閣支持率は30%台まで落ちた。
世論の力が大きなうねりを作り出そうとしている。
ある友人からメールをもらった。60年安保のとき戦った丸山真男先生、竹内好 いろんな仲間たちが、鶴見俊輔さんも我々の行動をみてくれている
我々のアピールをきいてくれている
そういうメールを読んで、私は泣いてしまった。
私は今の日本の民主主義の平和を前の世代から受け継いでいる、次の世代に引き継ぐ責任がある。
安倍晋三ごときに日本の民主主義が殺されてたまるか
これからまだまだ戦いは続きます。
8月、9月 実は安倍首相にとってはイバラの道。
原爆の日の式典、8月15日の式典
まさに8月は日本人みんなが平和の意味について、戦争のおろかさについて考えるとき
また原発再稼働も予定されていると聞く。
沖縄で翁長知事が海の埋め立てについての許可を撤回すという動きもたぶん8月だにでてくると思う
まさに日本の平和と民主主義を守るためにあらゆる問題を、課題をつないで国民こぞって
この強権的な安倍政権を倒すための動きをするとき。
 
安倍首相を返り討ちにしてやろう。
この8月の炎天のもとあぶり殺してやりましょう
まさに戦いはこれからが正念場。
暑さに負けず、お互いこうやって運動を続け、安倍政権の息の根をとめるまでともに戦いましょう。
 
 
日弁連 福山陽子さん
日本弁護士連合会、憲法問題対策本部の仲間たちがたくさんこの国会包囲に加わっている。
ほとんどすべての憲法学者違憲、あるいは違憲の疑いがあるとした安保法案が衆議院強行採決されました。
安保法案の強行採決に抗議して
日弁連は安全保障法制改正法案に反対し、衆議院本会議における採決の強行 理事会決議を全会一致で採択している。
全国の52の弁護士会は、安保法案は違憲であるとする会長声明をだしている。
続々と各地の弁護士会は採決強行に抗議する声明を出している。
今の異常な事態を受けて日弁連歴代会長、副会長らが安保法制の緊急声明を出した。
その結びにはこうある。「私たち弁護士は戦後70年、日本国憲法と引き続き制定された弁護士法のもと、社会正義の実現と基本的人権の擁護を使命として職務を行ってきた。
平和主義、基本的人権の尊重、国民主権を柱とする日本国憲法は、とりもなおさす弁護士の存在自体の源泉であり、根拠である。」
だから弁護士は憲法をないがしろにする政治に対して怒っている。
 
各地の弁護士会の歴代会長らは一致団結している。
7月9日には日弁連主催の院内集会。那須弘平最高裁判事は、今回の憲法の解釈変更は重大な疑義があると指摘をされた。
報道ステーション 浜田邦夫元最高裁判事は、安保法案違憲であると明確に言われた。
 
今まで発言を控えていた人たちもたくさん声をあげている。
今、この国で起きていることは、立憲デモクラシーの会の石川健治東大教授によるとクーデターであると言われた。
まさにナチスが全権委任法で憲法を空文化したのと同じ事態が起こっているのではないでしょうか。
 
4月10日には東京の三つの弁護士会の女性弁護士が140人集まって、集会と街頭宣伝を行った
 
いったい戦争の前に大人たちは何をしていたのか、
どうして太平洋戦争になったのか、と子どものころに思っていた。
そういうことを今、子どもや孫たちに言われたくない。
 
日本が集団的自衛権を行使すればアメリカといっしょに無実の人々を殺害する当事国になるかもしれない。
 
男の子が二人いる女性弁護士は、高3の息子に自衛隊からの申込書が送られてきた。今、21歳の息子のときはなかった。
 
これまでも時の政権に対し、不満や憤りを感じることは多くあったが、今の政権には恐怖すら感じる。
絶対にこの状況を食い止めないといけない。
 
広島生まれ女性弁護士は、戦争の足音が近づいている。どうしても止めないといけあい。
 
女性の集会は、「孫が大変なことになる」そうやって悲壮な気持ちになって集団的自衛権の反対署名をしてくれた女性たちをきっかけのひとつにしている。
女性たちにこんなことを言わせてはいけない。
不安と恐怖を国民に与える政治家は政治家として失格。
前の戦争のときは女性に参政権はなかったが、今、私たちは参政権をもっている。
女性を甘くみてはいけない。
どうなるか、思い知らせてやりましょう。
 
今後も日弁連はさまざな集会を行う。
8月8日、加藤陽子東大教授をお招きして戦後70年のシンポジウムを行う。
8月26日には日比谷野音で集会、パレードを行う。二回目の集会。
8月26日は、1789年最初のフランス人権宣言が採択さえた日。
 
憲法97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできな永久の権利として信託されたものである。
 
この条文は、自民党憲法草案からは削除された
日弁連は、立憲主義の堅持のため、
憲法違反の安保法案を阻止するため最後まで戦う。
いっしょに闘いましょう。
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