# 安倍政権NO!0214大行進in渋谷

昨日2月14日は安倍政権NO!0214大行進in渋谷 に参加しました。
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夜来風雨の声。朝もまだ雨が降っていましたが、低気圧は午後には抜けて、春一番が吹き、気温もあがるという予報でした。
家を出たときはまだ小雨が降っていましたが、電車に乗ったら、青空が見えてきて、会場の代々木公園に着いたらこんな青空になっていました。
雨でなくてよかった。
挨拶をした中野晃一さんは、去年さんざん使った雨ガッパを引っ張り出してきたけど、いらなかった、と言われました。 

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司会はシールズのふたり。
ミサオレッドウルフさん、中野晃一さん、香山リカさんのスピーチがありました。

司会者からの紹介
この夏行われる参議院選挙は、政治を変えたいという思いを表現する大きなチャンスです。
参院選一人区での野党共闘を呼び掛ける運動、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合から中野晃一さんのスピーチです。

中野晃一さん↓
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中野晃一さんのスピーチ
シールズなど5団体の有志から市民連合をたちあげた。
去年の暮から活動。
目的は安保法制の廃止。閣議決定の撤回を含む立憲主義の回復
個人の尊厳を擁護する政治を実現する。

市民連合の原点は
安倍政権NOの集会にある。
去年の10月日比谷野音で登壇したとき、そのとき訴えたのは
国家の暴走に与するのか それとも個人の尊厳を守るその戦いに加わるのか、
野党に迫ろじゃないかと申し上げた。

ここに集まった人たちは
脱原発 TPPに反対 消費税増に反対、社会保障ちゃんとやれ 教育をゆがめるな 沖縄の辺野古 安保法制 などについて思いがあるわけだが、
共通の根っこがある。
それは個人の尊厳を踏みにじるような政治は政治なんかなじゃない。そんな政治家はいらない。
そういう思いだと思う。

これからまだ長い戦いが待っている。
雨も降るでしょう。
去年の夏さんざん着た雨ガッパをもってきた。
衆議院選挙があるかもしれない。
個人の尊厳を擁護する、それが政治の役割だ。そのための代理人をひとりでも多く議会に送るということを訴えていきたい。

個人の尊厳を守るというのは当然だと思うけど、
しかし安倍さんほどひどくなくてもまだ人権という言葉を言っても響かない人が日本には多い。
これからそういった層に我々の声を届けていかないといけない。
個人の尊厳を守るということを口が酸っぱくなっても伝えていかないといけない。
それはあんたのためにもならないということをわかりやすく説明していこう。
安倍さんの追及しているような政策、すべてに共通していることは将来性がない。

憲法を壊す。立憲主義をないがしろにする。それのどこが保守なのか。
沖縄県民は日本国民ではないのか。
国土を汚した原発を放置して、再稼働?ふざけるな。それのどこが現実的なのか。
現実的な政策は、こっちが言っている持続可能な政策だ。

そういったことを、個人の尊厳を大切にする、多様性を育む
そういった当たり前のことをしないで日本の未来が描けるわけがない
貧しいものさらに鞭うってどうする?
若いものを使い捨てるような労働政策など守っていけるわけない。

そういったことをわかりやすく説明してあげましょう。

経済しか考えてない人に向かっても、あなたの子ども、孫たちがどうやっていけばいいのか、と
考えるヒントを与えてあげよう。

野党共闘で呼びかけて参院選できちんと対抗軸を描く。
我々なりに議論を深めて力をつけていこう。
2月26日 中野ゼロホールでシンポジウムを行う。
ぜひ、来てください。
詳しくはこちら→ http://sogakari.com/?p=1534

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シールズからのメッセージ
シールズは学生緊急行動としてやっている。
それほどに今の状況は深刻なもの。
安倍政権NOの声を大きくあげて、この段階を早く終わらせよう。
できることをやって行けば社会はよい方向に変わる。
声をあげて行きましょう。

私たちはお金も地位もないけれど、政治を変えたいと思って集まった。
カンパをお願いします。
リーフレットhttp://abe-no.net/leaf01/  ←から申し込めます。リーフレットは無料だそうです。
たくさん注文して、まわりの人に配ってください。
 
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いよいよ野党5党が手をつないで、選挙に向かう。

4人の議員と1人の元議員は野党5党からそれぞれ党を代表して参加。
民主党から菅直人氏 社民党から又市征治氏 共産党から小池晃氏 生活の党と山本たろうと仲間たちから桶高 剛氏 維新の党から初鹿明博氏が参加。
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野党は共闘!が実現するか!実現させねばならない。

座間宮ガレイさんが、市民が声をあげれば、政党や政治家は変わる、と言われました。
去年から私たちはずっと野党がひとつならなれば選挙に勝てない。参院選で自公に3分の2議席をとられたら自民党改憲草案で改憲されてしまう。
ずっと野党は共闘するように声をあげてきました。
なかでも野党第一党民主党がはっきりしなかった。
民主党、はっきりしろ、と言ってきました。
昨日は民主党からは菅さんがプラカードを掲げて登場しました。
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菅氏のスピーチ
民主党、もうちょっとはっきりしろ、という声が私の耳にも聞こえてきている。
今日のこの会に、私は党を代表してでてくるようにと岡田代表に言われてでてきた。
このことから民主党の姿勢もすこしずつ前に進んできているのをご理解ください。
2月7日にこのポスターを発表した。安倍政治の暴走をストップさせようではないか。
これは市川団十郎がおはことする「しばら」くという歌舞伎の構図を拝借した。
大悪人が善良な人を殺そうとしたとき、しばらくといって押しとどめて逆にやっつけるという痛快な歌舞伎。
これを今年の参議院選挙、あるいは衆参ダブル選挙で、みなさんといっしょになって実現しようではありませんか。

安倍政権の暴走を止めねばならない。民主党も私と同じ考え方で一致して野党のみなさんといっしょに頑張りたいと思いましたので、よろしくお願いしたい。
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司会者から
民主党に対して、いろんな声があると思いますが、ぜひ野党は共闘とのリーダーシップを発揮して頑張ってほしい。
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又市征治氏のスピーチ
安倍政権は、2013年 選挙に勝ったら特定秘密保護法を強行
2014年 選挙に勝ったら集団的自衛権と安保法制をもってくる。
こんなひどい安倍政権がだらだらと続くのはだましの手法にまだまだ だまされている国民がいるから。
同時に残念ながら安倍一強政治に対して野党がだらしないから。自ら我々は反省しなければならない。
なんとしても安倍が今、やろうとしていることは向こう2年以内に、参議院選挙で3分の2以上をとるなら自分の任期中にどうしても憲法改悪に突き進みたい。どうしてもこのことに挑戦すると言っている。
なんとしてもこれを阻止するために、われわれ野党が結束して戦わないといけない。

2月4日の幹事長、書記局長の懇談会で、3つのことを確認した。
(1) 安倍暴走政治を阻止し、立憲主義を回復するために 院内外で連携協力して戦おう。
(2) 憲法違反が明白な安保法の廃止法案を共同で提出し、その実現をはかろう
(3) 参議院選挙は、32の一人区は可能最大限、候補の一本化をはかって、どうあっても今度の改選議席過半数以上、できれば与野党逆転に向かって進もう。
このことを大筋合意した。
小異を残して大同につくのはこのこと。
社民党もこうした確認をしっかりと実現するために全国各地でみなさんと連携して力いっぱい戦うことをお約束する。なんとしてもこんなばかげた未来に何の展望もなない安倍政治を一刻も早く倒すため今度の参議院選挙、頑張りましょう。
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小池晃氏のスピーチ
安倍首相は、自分が責任者だからといって憲法の解釈をひっくりかえして戦争法、安保法制を強行した。
今度は一億総活躍社会だといっている。
出生率をあげるというが、子育ての喜びではない。
子供をたくさん産んで、国家に貢献してください。どこまで上から目線なのか。
原発に依存しない社会を作るといっていたのに、原発再稼を次々とすすめている。
TPP断固反対といっていたのに、断固推進に突きすすんでいる。うそばっかり。

高市総務大臣は、憲法9条を変えちゃいけないと繰り返す番組には電波の停止もありうると言った。
放送法というのは第3条で、何人たりとも放送の内容に干渉してはいけない。
憲法21条の表現の自由を保証するために、国家権力が口出しするな、というのが方放送ではないか。
高市さんは、公平かどうかを判断するのは大臣だといっているが、高市さんが公平かどうかを判断するのか。その基準はう~んと右に寄ってしまいます。日本中のテレビ局がさくらチャンネルになってします。

国家を個人の上に置く。首相が憲法の上に自分を置く。
表現の自由も圧殺する。
これはもはや民主主義の国ではない。独裁国家というほかない。
だから今、立憲主義を守ろうではないかという声がこれだけ広がっている。
立憲主義というのは、ひとりひとりの個人の命を、権利を、ひとりひとりの多様性を、保証するために国家権力の手足を縛る。これが立憲主義

立憲主義を破壊した政治は一日たりとも長続きさせるわけにはいかない。
戦争法を廃止しよう。立憲主義をこの国にとりもどそう。
野党は共闘が大きく広がっている。みなさんの声が確実に政治を動かしている。
菅直人さん、元民主党の代表が民主党の代表として来たと言った。
19日には野党5党が共同で戦争法廃止法案を国会に提出するという運びになっている。
みなさんの動きが、この闘いが、確実に前に動かしている。
きたるべく参院選ではすべての一人区で野党が力をひとつに合わせて、自民党安倍政権を打ち倒すことができるように力をあわせてようではありませんか。
日本共産党も全力を尽くして戦い抜く決意を表明して、民主主義を守るみなさんの思いとともに今日いちにち歩きぬきます。
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桶高 剛氏スピーチ
今日はみなさんと共に戦う、その激励の気持ちを伝えたくて、現職ではないが、政党代表として熱い思いを訴えにきた。
一番訴えたいことは、今こそ野党が力を合わせる時であることに尽きる。
江戸幕府を倒して明治維新を作ったときも、実はあのとき幕府を倒してから世の中をどうするか、という思いはみんなバラバラだった。幕府を倒そうという一点で、みんなで共闘した、力を合わせた結果、歴史が前に進んだ。だからこそ、みなさんといっしょに力を合わせて、今、野党が大きな大きな前進を遂げなければならない。みなさん、民主主義を取り戻す。立憲主義を取り戻す。そのためには野党共闘頑張りましょう。
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初鹿氏のスピーチ
ナチスよりひどい国になっていいのか。
それを止めるためには参議院選挙に勝たねばならない。
ここにいる野党5党がまとまってたたかわなければならない。
民主主義が壊される、そういうときに細かい政策の違いなんて、どうだっていいじゃないですか。
国家の危機ですよ。
民主主義が壊されようとしているとき、細かい違いなんでどうでもいい。
とにかく参議院選挙は一致団結して、しっかり安倍政権と戦っていく。
それが私たち政治家としての役割であると思っております。
みなさんも我々野党に力をお寄せいただいて、安倍退陣に追い込んでいこうではありませんか。
みなさんと一致団結して闘っていきましょう。
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司会者から
手をとりあって、野党は共闘の決意を示してください。
コール! 野党は共闘!

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若い世代を代表して、全国で大活躍のシールズ牛田さんのスピーチ

安倍批判を出そうと思ったら無限。安倍首相は憲法も読めない。日本語も読めない。
安倍政権批判はもういいんで、今日は我々の話をしましょう。
われわれちょっと疲れてきたけど、疲れてはいけない。
反復を恐れない。僕らは何度も何度も同じようなデモをして疲れてくる。失敗もする。
失敗しても恐れてはいけない。
香港のデモをした雨傘革命のジョシュア君と話した。
社会運動はそんな簡単に成功しない。10回やって9回失敗する。
1回成功したらいい。しかし、失敗の中で得られるものは必ずある。
失敗の中で得たものをみなければいけない。今回のデモも無意味はものではない。
ず~っと僕らはあきらめないぞ。
成功するのは難しけど、その可能性は絶対にゼロにはならない。
成功することにギャンブルすること。それを保ち続けること、その意思が大事。
ジョシュアくんが言うのは、我々市民は学者よりも知恵がないかもしれない。アーティストよりも影響力はないかもしれない。だけど我々には意思がある。
だからぼくらはあきらめないぞという意思をキープし続ける。
やりましょう。続けましょう。
ではコールします。
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野党は共闘! 安倍はやめろ!  憲法守れ! 戦争反対!
言うこときかせる番だ俺たちが。言うこときかせる番だあなたが。
言うこときかせる番だ国民が。
民主主義ってなんだ? これだ!

集会参加者は4000人。しかし、集会には参加しないでパレードを待っている人たちもたくさんいたそうです。
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デモ出発は14時15分だったけど、4000人も集まったので、出発までに30分はかかった。
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渋谷駅前
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右翼の妨害。ものすごい性能のよさそうなスピーカーでありたけの暴言を吐きまくる。
表現の自由を壊そうとする国家だから、私たちの正当なデモにこのような妨害がまかり通ってしまうのだろう。
このままいったら、何も言えない国になってしまう。国の未来を見る思い。
とても悲しい思いで彼らの暴言を聞いていた。
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原宿駅前。藤沢から参加した私たちは原宿でリタイア。
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