「強行採決から1年!安保法制廃止!9.19国会正門前行動」(2)井筒さんのスピーチ

朝霞駐屯地第31普通科連隊というところでレンジャー隊をしていた井筒高雄さんのスピーチ。
https://www.youtube.com/watch?v=mmuMLfC0J9k&feature=youtu.be  ←井筒さんのスピーチです。(ふじさわ9条の会の仲間が撮った動画です)
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(以下は文字起こし)
いよいよ自衛隊は多分、戦死者、負傷者が出ると思う。
今日はレンジャーの素養試験のときの国旗をもってきた。
レンジャー教育で中隊全員が寄せ書きをして、レンジャー教育の三か月が終わって渡す。
こうした国旗をなんで書くかというと、レンジャー教育は死亡を前提にしてする訓練だから、死んでしまってレンジャーを卒業できなかったら、寄せ書きの日の丸を棺にかけて帰ってくる。そのために国旗の寄せ書きをする。

(こんな国旗。集会では見えなかったので、どんな国旗かネットで探しました。)
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      (http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4422.html のブログより↑

これがいよいよ国内の専守防衛大義ではなく、政治判断による安倍さんのひとりよがりのための海外派兵で自衛隊の命がぞんざいに扱われるというのが現実ではないかと思っている。
具体的な事例は、さきほど弁護士会の方もはなされていたが、今回の安保法制で自衛隊の命はすごくぞんざいにあつかわれている。
陸上自衛隊航空自衛隊海上自衛隊防衛省の中、すべてあわせて5000名足らずしかいない。
戦場に派兵をするとき、アメリカ軍なら一個小隊30名~40名に一名衛生兵をつける。簡単な外科的手術もする。渡される救命キットは18種類以上です。
一方日本の自衛隊は、国内の訓練で持たされる救命キットは2種類 海外の今の人道復興支援だというのに持たされる種類はわずかに8種類。
10種類以上も少ないというのはどういうことかというと、自衛隊員は負傷したときにアメリカ軍だったら助かる命も助からないという状況で戦闘という任務にでる。
 
南スーダンというところは首都が戦場化している。自衛隊も含めたPKOの宿営地に難民が避難をして押し寄せている。
そのなかにテロリストと言われる人たちも入ってきていて、交戦状態になっているのが現実。
安保法制で言っていた法人を保護する、あるいは他の部隊を駆けつけ警護するといってもジャイカの職員は7月中旬にチャーター機で脱出している。
日本大使館のほとんどの大使館員は航空自衛隊の輸送機で日本に戻っている。
残った日本大使館員は夜は危ないから自衛隊の宿営地に寝泊まりしている。

つまり安保法制でいう邦人保護というのは現実問題としてありえない。。
海外派兵をする目的は何かというえば実戦をするということだけ。
しかも共同警備、駆けつけ警護といいながら他国のPKOの軍隊といっしょに戦闘行動をするということだけ。
むちゃくちゃ大問題です。これは。

安倍さんが、いくら安保法制をやればリスクはこれまでもこれからも変わらないし、抑止力は高まるといっても、安倍さん、ごまかせませんよ。
アメリカをみてください。世界最強のアメリカ、監視国家のアメリカ、最強の部隊をもって一番実戦経験のあるアメリカのニューヨークで昨日、何が起こったか。
抑止力を高めるというのは、武力でイケイケどんどんで殴り込みをかけるという法律をつくって、自衛隊が全く訓練もしてこなかった、実戦を急にさせてそれで平和が、あるいは日本の
国際社会で向上するということはないのを安倍さんには自覚をしていただきたい。
自衛隊員は死ぬんだ。あなたたちの命令で。

安倍さんのお友達、元外交官の宮家さんは去年の報道特集でこういいました。
自衛隊員は、国を守る、国民を守る 命を投げ出す危険な任務につく そんな自衛隊員が絶対に死んではいけないということに違和感をもつと言ったのですよ。
自衛隊員の命をなんだと思っているのですか
いいですか 安倍さん、私たちをなめないでいただきたと思います。
私たちは忘れてません。安倍さんがやべきことは たとえば国内でいえば辺野古問題をアメリカともう一回 沖縄県民の思いにたって、どうすることがいいのか、そういう是々非々の議論をしてほしい。
日米同盟の改定をしろ。
 
今、右翼というかたが、右翼じゃないかもしれない 根性がないから うるさいとか言ってるけど、人の議論に対してうるさいとしか言えない。
悔しかったら、予備自衛官補になって、即応予備自衛官になって、戦場に行け。
自衛隊だけがなんで命を投げ出して、血を流して 人を殺すかもしれない、殺されるかもしれないということを自衛隊だけにおしつけるんだ
あなたが予備自衛官補に登録して、予備自衛官の訓練を受けて 軍事の怖さ、人を殺す怖さを身を持って体験しろ。なめるな。
自衛隊員はなあ、この違憲な法律によって隊長の命令で、政治の命令で 南スーダンで 敵と思われる市民かテロリストかわからない人を殺すかもしれないんだ。
そのとき殺した自衛隊員は帰ってきて殺人罪という刑罰をうけるんだぞ。
そんな法律を許して、そのままそんな自衛隊員を南スーダンに派兵していいわけないだろう。
国を愛するというのなら少しは自衛隊員のことを考えろ

ちょっと熱くなってしまったが、思いは武力なんかを使わない外交努力、税金は大学に
防衛研究のためなら補助金をあげるよという税金の使い方をするのではなく、
人道的にどうやったら税金が生きて、武力行使をしなくても平和外交ができるのか、ということに智恵を絞るべきだと私は思っている

11月に南スーダンでおそらく自衛隊は青森9師団と宇都宮の部隊が編制されていくけど、おそらく残念ですけど実戦行動になる。
次の総選挙のとき、今回の一人区でしっかり結果を出したように、もう一度野党と共闘して、今の政権の力を削ぎ落していくようにしていかないと自衛隊員が実戦行動させられるだけにとどまらず、、自衛隊が死んだあとはおそらく情報操作をされ、イラク派兵のときにあったような武道館での国葬やって、情緒的に煽って、その先に待っているのは憲法改正ですよ。
本当に今の政治はこそくだとおもっている。
自衛隊員が南スーダンで実戦をさせられる相手に私はメイドインジャパンの火器が初めて実戦デビューをして、南スーダンで敵を殺すことによって、アフリカ地域、中東地域に武器を売りさばく道を開くんです。
そのためには自衛隊は実戦が必要。自衛隊員はちょっとなら死んでいいというのが、それが現政権のありよう。

今回稲田防衛大臣ジブチに行くのをやめた。
怖いからでもアレルギーでもない。
一番の問題は、ジブチは内戦状態ではないと、みなさんをだますためにいっているが、PKO参加5原則が保たれていると菅官房長官は言っているが、実際は内戦状態だから、稲田防衛大臣ジブチ自衛隊の宿営地に行くことになったらエスコートしないといけない。
まだ公人のエスコートの命令は出していない。
じゃあ、稲田のエスコートは中国軍か韓国軍がやることになる。
安倍さんはいやなんです。さっきみたいな人に応援してもらっているから。
ヘイトスピーチしている人たちに応援してもらっているから韓国軍には頼めない。
中国は仮想敵国だから中国軍にも頼めない。
だからどうするか、アレルギーの問題もあるから、ま、いいか、どうせ命令を出すのだから、ということになった、と私は思っている。
みなさんと共にあきらめることなくこれからも発言を続けていきたい。ともに頑張りましょう。

10月30日 青森で現地集会。自衛隊南スーダン派兵に抗議。
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安保関連法に反対するママの会@東京の諸星さんのスピーチ
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去年、私は一才半の息子を連れてここにきた。一年前のFBの日記には後悔しないかあちゃんでいたい、と書かれていました。今日も後悔しないために息子を連れてきました。雨の中ベビーカーの中で寝て、デモなれしている子供に育って、いいんだか、悪いだか。
ここにいるみんなも一つ大人になった。
ところが安倍政権は成熟どころか退化していて、ひどいニュースばかりが目につきます。
そのたびに息子の未来を案じて、君の未来を守れるのか、おかあさんは不安だと思います。
寝顔をみるたびに、この子のために頑張らないといけないといつも気持ちを新たにします。
この7月、私たちママたちは慣れない選挙に奔走した。
参院選都知事選を経験して、私たちは市民が選挙に主体的に関わることの大切さを学んだ。
選挙に行こうよ、未来を選ぼうと声を出した日々は、これからも政治を変える小さな波になると信じている。
そして、だれの子供も殺させないという言葉に込められた思いを新たにしている。
今後もママの会@東京は子供たちに平和を与える活動を続けていく
ごはんがたべられて、みんな笑顔で 馬がないて、友達と仲良しで、そんな平和を守るためにできることを頑張るよ、と「へいわってすてきだねという絵本の中で沖縄の6才の男の子が教えてくれている。
ありふれた日常には平和があふれています。
そんな足元の平和をいとおしく抱きしめながら、私たちママは未来のための小さな一歩として
平和の種まきを続けていく
今回私たちはあたらしいプラカードを作った。
あの日から一年 私たちは忘れない、私たちはあきらめない  安保関連法廃止まで、と
書かれています。
みなさんといっしょに頑張るためにママの会コールをさせてください。

戦争させない
子供を守ろう
戦争させない
大人も守ろう
ママは戦争しないと決めた
パパも戦争しないと決めた
みんなで戦争としないと決めた
70年間決めてきた
戦争の理由作るのやめよう
戦争の道具作るのやめよう
だれの子供も殺させない
だれの子供も殺させない。

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安保法制廃止の全国2000万人署名は1400万筆集まったそうです。

憲法改悪絶対反対!
戦争する国絶対反対!
みんなの力で憲法守ろう!
憲法生かそうみんなが主役!
南スーダン、派兵は危険!
駆けつけ警護は憲法違反!
平和外交で国際支援!
憲法9条今こそ守れ!
憲法9条みんなで守ろう!
辺野古新基地建設反対!
基地はいらない、どこにもいらない!
高江の自然をみんなで守ろう!
オスプレイパッドはいらないぞ!
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全国で400か所で集会が行われ、この日の国会前行動の参加者は2万3千人。

9月22日 代々木公園でさよなら原発、さよなら戦争集会
10月19日 議員会館前で集会

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