# 7月10日参院選挙 3分の2はとらせない 今回ばかりは野党に投票!

いよいよ投票日まで明日の土曜日一日限りとなりました。

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参院選がここまで迫ってきているのに
メディアの参院選隠しには、情けなくて、腹がたちます。特にNHK。受信料をとっているのに、政権に都合のいい放送しかしない。
どうして、全国ニュース、ワイドショーの番組で、都知事選についてあれほど詳しくやるのか。

去年、9月19日未明に安保法制が成立してから、私たち国民の多くは、参院選で安保法制に賛成した議員を落とさないといけない、自公に3分の2議席とらせてはいけないとデモ、集会、を行ってきて、その参院選がそこまできているときに、どうして、参院選がトップニュースにならないのか。

また、NHKはこのごろ、やけに北朝鮮や中国の脅威だとか、煽るニュースをさりげなくニュースの中にちりばめている。

このまま、自公が突っ走ったら、日本のメディアは恐ろしいことになってしまう。 

今日SEALDsの「わたしたちの自由について」という映画を見てきました。
横浜のシネマリンで今日が最後でした。
去年のことを思い出して、悔しくて、涙が出ました。

去年の9月19日未明に安保法制が成立しましたが、それは終わりではなく、彼らはめげずにあらたな一歩を踏み出しました。
私たちも彼らに励まされて、参院選に向かったきました。
市民の声が野党共闘を実現させました。
選挙で変える! 
とにかく自公が3分の2議席とるのを阻止するために、明日、一日頑張りましょう。

先日、藤沢駅サンパール広場で、THE BIG ISSUE を売っていた人がいたので、買いました。
特集が「今、民主主義と日本の未来をつくるには?」で 白井 聡さんと雨宮処凛さんの対談でした。

参院選の本当の争点は改憲問題だと、対談でも話されています。
雨宮さんは、市民連合と4野党が安全保障関連法の廃止や改憲阻止などに合意したけど、去年の9月に罨法法制が成立して、その日のうちに共産党野党共闘を提案してから、やっと今年の6月に市民連合とそれぞれの党首が合意。時間がかかりすぎたと言っています。

私も、もっと時間があったら比例区も・・・と思いますが、そんなこと、今、言っても仕方のない話。

政治学者の白井さんは 参院選で3分の2議席とって、やろうとしているのは、「国家緊急事態条項」の追加だと言っています。
<緊急事態とは、いわゆる軍事的な有事、テロの発生や自然災害。
政権の関心は軍事的な有事の対応ですが、前面には出さず、ひたすら自然災害の話をするはずです。

東日本大震災のような事態が起こった場合には、一時的に国民の権利を制約するのも仕方がないことでしょうという、一見そうかな、という思う話で、改憲を提案するでしょう。さらに環境権や新しい権利といわれるプライバシー権とかを目くらましのために付け加える可能性が高い。
軍事的な有事対応が必要なときに憲法を停止できる「国家緊急事態条項」を付け加えるという、いわゆる「お試し改憲」をすると言っているわけです。>

白井さんが恐れていること。
自然災害は都合よく起こってくれませんから、実際に有事を発生させるということ。
ありえることとしては軍事的な紛争、それからテロ。全面改憲が非常に容易になる。
9条と自衛隊は矛盾しているといわれるが、現実に戦争が起こってしまったら、矛盾の大きさはけた違いに大きくなる。そうなると国民投票改憲への決断というより、単なる現状追認になる。

かつ、この段階では国家緊急事態法を発動して、そういった流れに反対、批判する人や勢力を合法的に封じることができる。
だから最悪のケースとして想定しないといけないのは、今回の参院選は、一応の自由民主主義的な公正さを担保された最後の選挙になる可能性があるということです。

甘い言葉にのってEU離脱に投票したイギリスの人たちの後悔は、ひとごとではないのです。わが身に起こってきそうです。

国民投票にならないよう、あさっての選挙では、自公おおさか維新が3分の2議席とるのを阻止する投票にしてください。

ここまできてまだ自公に投票しようとしているかた、立ち止まって考えてください。
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神奈川選挙区は、自民党推薦の中西候補が勝ったら 自公で4のうち3議席とられます。
そんなことのないよう、まだ投票に行ってない方はそんなことのないようお願いします。