安保法制違憲訴訟・女の会

10月17日は安保法制違憲訴訟・女の会 国会賠償請求事件の第6回口頭弁論があり、傍聴に行きました。
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昨日は傍聴できる定数64人に対して並んだ人数52人で、抽選なしで全員、傍聴席に入れました。
15日の差し止め訴訟と続いていたのと、昨日は福島原発刑事訴訟の裁判があって、武藤栄の被告人質問があったので、安保法制違憲訴訟の傍聴に並んだ人が少なかったのかもしれない。
それにしても、今朝の朝日新聞に、安保法制違憲訴訟女の会の記事も、福島原発刑事訴訟の記事もない。
辺野古埋め立て撤回について、防衛省が対抗措置をとるというニュースは大きくて、腹わた煮えくり返ってるけど、福島原発事故はまだ終わっていない。その裁判の記事を一行も載せいないのは、朝日新聞は何を見て、報道しているのか。
しかも、安保法制違憲訴訟の裁判の後の記者会見には3社しかきていないという。
15日の差し止め訴訟では2社。
女の会に来た記者のひとりが、「女性だけなんですね」と驚いたという。そんなことに驚く記者。

報告集会で、担当弁護士の方が「メディアが書かないと世間が忘れる」と言われました。

この国がおかしな方向に進み、独裁政治を許しているのは、メディアの責任はとても大きい。
安保法制の強行成立、安保法制が違憲であるということをメディアが無関心でいたら、メディアは何のために存在するのか。

「女の会」として安保法制違憲訴訟を起こしたのは、「女性たちが何をしたか、歴史に残さねばならない」という思いから。

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前回、は原告証言を求める書面で、福島瑞穂さんら13人の方々を申請。
今回は証人申請を行った。戦争や軍事紛争化におけるジェンダーに基づく暴力や自衛隊の実態に迫る調査研究をされている大学の准教授。

二人目は改革法制局長官横畠裕介氏。横畠裕介氏は敵性証人。
集団的自衛権に関する資料はいっさい残っていないとか。許せないことです。

被告側は、証人尋問は必要ないといっている。意見陳述で意見は聞いているから、証人尋問は必要ない。原告の主張は実態がなく主観的なものだから。

そもそも意見陳述とは(報告集会で弁護士の方のお話)
口頭で、直接裁判所に聞かせる。
提出された書類について、書面の内容を口頭で聴かせる。
何が問題か、何がリスクなのか、きちんと事実を話す。
これは証拠ではない。

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国は意見陳述したのだから、尋問はいらないと言う。
しかし、
証人による証言も原告証言も安保法制が違憲であることを立証するために不可欠。
裁判所がどう判断するか。
今回の弁論では、裁判長は、出された陳述書に事実と意見が混じっているのもあり、事実だけに絞ってほしい、全員の証言したらすごく長い時間になるといい、今回、裁判所は証人申請の判断をしませんでした。

次回は3月8日の午後2時半から
裁判がたてこんでいて、103号室が3月まで空いてないのだそうです。

奇しくも3月8日は国際女性デー

その前に12月14日は安保違憲・差し止め訴訟
13時半から103号法廷
原告証人の証言2回目
多くの傍聴で裁判官にアピールしましょう。
抽選は13時ごろと思います。

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